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600点

TOEIC600点のレベルは?上位何%か・英語でできること・英検との比較【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEIC600点は受験者の約半数が到達するスコアで、2025年度の公開テストで595点以上は全体の55.7%、社会人では63.9%でした。
  • IIBCのCan Doガイドでは、ゆっくり話してもらえれば道順を理解でき、時刻表や簡単な仕事のメモを読めるレベルで、CEFRはB1、英検は2級が目安です。
  • 就活では企業の参考スコアの平均555点を上回り、転職で英語を強みにするには求人の要件で最も多い700点以上が次の目標になります。

TOEIC L&R(Listening & Reading)で600点は、就活や転職で英語力を示す最初の目安としてよく挙げられるスコアです。「600点は上位何%なのか」「600点で英語を使って何ができるのか」は、目標を決める前に知っておきたい点です。

600点のレベルを公式データで把握すると、今のスコアとの差や、600点を取ったあとに目指すべきスコアを判断しやすくなります。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、TOEIC600点の位置づけ、英語でできること、英検・CEFRとの比較、就活・転職での評価をまとめています。さらに、600点のListening・Readingの内訳の目安と、次に目指すスコアも紹介します。

TOEIC600点のレベル【結論】

TOEIC600点のレベルの早見表

TOEIC600点は、受験者の約半数が到達しているスコアで、日常生活の英語と、限られた範囲の業務上の英語を理解できるレベルです。2025年度の公開テストの平均点は616点で、600点は平均よりやや下にあたります。

ここでは、TOEIC600点のレベルを早見表で整理します。

項目

TOEIC600点の目安

上位何%か

595点以上は受験者全体の55.7%(社会人63.9%・学生49.9%)

平均点との比較

全体の平均616点、大学生の平均601点、社会人の平均649点

IIBCの相関表

レベルC(470〜725点):日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる

CEFR

B1(TOEICの550〜780点が目安)

英検

2級(CEFRのB1)が目安

企業での評価

新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「英語活用実態調査2022」より。CEFRの合計点の範囲は、ListeningとReadingそれぞれの最低スコアの合計から当社が算出しました。

以下では、600点が受験者の中でどの位置にあるかから順に、TOEIC600点のレベルを具体的に解説します。

TOEIC600点は上位何%か:スコア分布と平均点

TOEIC600点は上位何%か:スコア分布と平均点

TOEIC600点は、受験者全体のおよそ半分が到達しているスコアです。2025年度の公開テストで595点以上を取った人は、受験者全体の55.7%でした。

ここでは、600点前後の受験者の割合と平均点を、属性別に整理します。

属性

595点以上の割合

平均点

受験者全体

55.7%

616点

社会人

63.9%

649点

学生

49.9%

592点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。割合はスコア分布から当社が累計して算出。

学生では、600点前後が受験者のほぼ真ん中にあたります。一方、社会人では6割以上が595点以上のため、社会人にとって600点は平均よりやや下のスコアです。属性別の平均点は、TOEICの平均点で詳しく紹介しています。

TOEIC600点で英語でできること

TOEIC600点で英語でできること

TOEIC600点は、ゆっくり話してもらえれば道順を理解でき、時刻表や簡単な仕事のメモは読めるが、電話の取り次ぎや社内文書の読解にはまだ苦労するレベルです。IIBCのCan Doガイドでは、スコア帯ごとに、受験者が英語で「できる」と答えたことがまとめられています。

ここでは、600点前後の受験者に多い組み合わせとして、Listening 300〜345点・Reading 250〜295点の欄を整理します。

Listening 300〜345点でできること

Listening 300〜345点は、相手がゆっくり話してくれる場面なら、簡単な内容を聞き取れるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Listening 300〜345点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの道順を理解できる/打ち解けた状況で、「How are you?」などの簡単な質問を理解できる

困難を伴うができる

次回ミーティングの日時と場所の説明を理解できる/空港で発着時刻や搭乗ゲートの変更アナウンスを聞き取れる/商談相手の言う商品の値段を理解できる/電話で相手の名前を聞き、担当者に取り次げる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。

「困難を伴うができる」に入っている項目は、Listeningが350〜395点まで伸びると「できる」に近づきます。

Reading 250〜295点でできること

Reading 250〜295点は、短く決まった形の英文なら読めるが、ビジネス文書を読むにはまだ時間がかかるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Reading 250〜295点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる/看板を見てどんな店かを理解できる/自分宛ての簡単な仕事上のメモを読んで理解できる

困難を伴うができる

自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる/会議の案内などの社内文書や、会議のアジェンダを読んで理解できる/オフィス機器のマニュアルを読み、使い方を理解できる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。一部の項目を抜粋しています。

Can Doガイドは聞く・読むの項目だけで、話す・書く力は含まれていません。600点でも、英語で話す・書く力は人によって大きく違う点に注意しましょう。

TOEIC600点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC600点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC600点は、CEFRではB1、英検では2級に近いレベルです。IIBCの相関表では、470〜725点のレベルCにあたります。

ここでは、TOEIC600点をほかの基準と比べます。

基準

600点の位置づけ

説明

CEFR

B1

TOEIC L&RでB1にあたるのは550〜780点(Listening 275点・Reading 275点以上)

英検

2級が目安

英検2級の合格基準スコアはCEFRのB1にあたる

IIBCの相関表

レベルC(470〜725点)

日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる

※IIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」、日本英語検定協会「英検CSEスコア」より。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安です。

レベルCは470〜725点と幅が広く、600点はレベルCの中ほどにあたります。英検とTOEICの詳しい対応は、英検とTOEICの換算表で確認できます。

TOEIC600点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC600点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC600点は、就活では英語力をアピールできる最初の目安、転職では英語を補助的に使う求人の要件を満たせることがあるスコアです。英語を強みとして評価されるには、職種によっては700点以上が求められます。

ここでは、就活と転職での600点の評価を整理します。

場面

600点の評価

根拠

就活(新卒採用)

企業が参考にするスコアの平均を上回り、エントリーシートに書いてアピールできる

新卒採用で要件・参考にするスコアの平均は555点

転職(中途採用)

英語を補助的に使う求人に応募できることがある

スコアを要件にしている求人の約3割が「600点以上」。英語を使う部署の中途採用の参考スコアの平均は670点

※IIBC「英語活用実態調査2022(企業・団体)」、JAC Recruitmentの求人データ(2026年3月17日時点)より。

企業ごとの基準は職種や部署によって違うため、志望先の要件を確認しましょう。詳しい目安は、TOEICは就活で何点から有利?とTOEICは転職で何点から有利?で解説しています。

TOEIC600点のListening・Readingの内訳の目安

TOEIC600点のListening・Readingの内訳の目安

TOEIC600点の内訳は、ListeningがReadingより高くなる人が多いと考えられます。2025年度の公開テストの平均は、Listening 337点・Reading 279点で、Listeningのほうが約60点高くなっています。

ここでは、合計600点の内訳の例を整理します。

内訳の例

特徴

伸ばしたいところ

Listening 330点・Reading 270点

全体の平均の比率に近い

Readingの語彙と、Part5・6を短い時間で解く力

Listening 300点・Reading 300点

ListeningとReadingが同じくらい

Part3・4の聞き取りと、Part7を読み切る速さ

Listening 360点・Reading 240点

Readingの得点が低い

文法の基礎と、Part7の時間配分

※平均点はIIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」より。内訳の例と伸ばしたいところは当社の目安です。

スコアレポートには、ListeningとReadingのそれぞれのスコアが表示されます。合計点だけでなく、低い方のセクションを確認すると、次に優先して勉強する内容が決まります。Readingの時間配分は、TOEICの時間配分で解説しています。

TOEIC600点の次に目指すスコア

TOEIC600点の次に目指すスコア

TOEIC600点を取ったあとは、700点、または相関表のレベルBにあたる730点を次の目標にすると、評価される場面が広がります。2025年度の公開テストで695点以上を取った人は、受験者全体の34.3%でした。

ここでは、600点と700点の違いを整理します。

項目

600点

700点

上位何%か

595点以上は55.7%

695点以上は34.3%

相関表のレベル

レベルC

レベルCの上位(730点からレベルB)

転職での評価

英語を補助的に使う求人の要件を満たせることがある

スコアを要件にしている求人で最も多い「700点以上」を満たせる

英語でできること(Can Doガイド)

道順の理解、時刻表や簡単なメモの読解

会議の日時や空港のアナウンスの聞き取り、社内文書や会議のアジェンダの読解が「できる」になる

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC L&R 参考情報」、JAC Recruitmentの求人データより。700点のCan Doは、Listening 350〜395点・Reading 300〜345点の欄を参考にしています。

700点までに必要な勉強時間は、TOEIC700点に必要な勉強時間で解説しています。ほかのスコアとの比較は、TOEICの点数とレベルの目安一覧で確認できます。

TOEIC600点を目指す方が確認したいこと

TOEIC600点を目指す方が確認したいこと

今から600点を目指す方は、今のスコアとの差から必要な勉強時間を見積もり、受験日までの計画を立てることが重要です。600点は、基本の文法と単語を固めて問題形式に慣れれば届きやすいスコアです。

600点を目指す前に確認したいことは、以下のとおりです。

  • 今のスコアとの差:差が大きいほど、勉強時間と期間が必要になる
  • ListeningとReadingのどちらが低いか:低い方のセクションから優先して対策する
  • 受験日とスコアが必要な時期:結果が出るまでの日数を見込んで受験日を決める
  • 中学・高校の基本文法の理解:抜けがある場合は、問題演習の前に固め直す

今のスコア別の勉強時間と学習計画はTOEIC600点に必要な勉強時間で、初めて受ける方の進め方はTOEIC初心者がまずやることで解説しています。独学で計画どおりに進められない方は、学習を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

まとめ

TOEIC600点のレベルの要点は、以下のとおりです。

  • 600点は受験者の約半数が到達するスコアで、595点以上は全体の55.7%、社会人では63.9%
  • Can Doガイドでは、ゆっくり話してもらえれば道順を理解でき、時刻表や簡単な仕事のメモを読めるレベル
  • CEFRではB1、英検では2級、IIBCの相関表ではレベルC(470〜725点)の中ほど
  • 就活では企業の参考スコアの平均(555点)を上回り、次の目標は700点または730点

まずはスコアレポートでListeningとReadingの内訳を確認し、低い方のセクションから対策を始めましょう。

よくある質問

TOEIC600点はすごいですか?

600点は受験者の約半数が到達するスコアで、2025年度の公開テストの平均点616点よりやや下です。ただし、新卒採用で企業が参考にするスコアの平均は555点のため、就活では英語力をアピールできる目安になります。

TOEIC600点は英検だと何級ですか?

CEFRで比べると、TOEIC600点はB1にあたり、英検では2級が目安です。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安として考えましょう。

TOEIC600点で英語は話せますか?

TOEIC L&Rは聞く・読む力を測るテストのため、600点でも話す力は人によって大きく違います。IIBCのCan Doガイドでは、600点前後はゆっくり話してもらえれば簡単な内容を聞き取れるレベルとされています。

TOEIC600点のListeningとReadingの内訳はどのくらいですか?

内訳は人によって違いますが、2025年度の公開テストの平均はListening 337点・Reading 279点で、Listeningのほうが高い人が多いと考えられます。合計600点なら、Listening 330点・Reading 270点前後が平均の比率に近い組み合わせです。

この記事の監修

ShinTOEIC 990点

テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)

  • TOEIC 990点
  • 英検1級

長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。

出典・参考

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  • #英検