TOEICのコツ|解き方・時間配分・パート別のコツと当日の注意点
この記事の結論
- TOEICのコツは、分からない問題を見切って次に進み、誤答の減点がないためすべての問題にマークすることです。
- リスニングは音声が流れる前に写真・設問に目を通し、リーディングはPart5・6を約20分で解いてPart7に約55分を残します。
- 解き方のコツで上がるスコアには限りがあるため、単語・文法・聞き取りの基礎力を伸ばす勉強とあわせて取り組みます。
TOEIC L&R(Listening & Reading)は、約2時間で200問を解く試験です。英語力が同じでも、解き方や時間の使い方を知っているかどうかで、取れるスコアが変わります。
TOEICの解き方のコツと時間配分を把握すると、今の英語力で取れる点数を本番で取りこぼさずに済みます。
本記事では、TOEIC全体に共通する解き方のコツ、時間配分、Part1〜7のパート別のコツをまとめています。さらに、試験前日・当日のコツと、コツだけに頼らずスコアを伸ばす勉強のコツも紹介します。
TOEICのコツの要点【結論】

TOEICで点数を取るコツは、リスニングは設問を先に読んで聞くポイントを絞り、リーディングは時間配分を守って最後まで解き切ることです。分からない問題に時間をかけず、すべての問題にマークすることも重要です。
ここでは、TOEICのコツの要点を早見表で整理します。
場面 | 主なコツ |
|---|---|
試験全体 | 分からない問題は見切って次へ進み、すべての問題にマークする |
リスニング(Part1〜4) | 音声が流れる前に、写真・設問・選択肢に目を通す |
リーディング(Part5〜7) | Part5は1問約20秒、Part7に約55分を残す |
試験当日 | リスニングの前に集中できる状態を整え、時計で時間を確かめながら解く |
勉強 | 単語と文法の基礎を固め、公式問題集で本番形式に慣れる |
※当社の目安です。
以下では、試験全体に共通するコツから順に、TOEICの解き方のコツを具体的に解説します。
TOEIC全体に共通する解き方のコツ

TOEIC全体に共通するコツは、1問にこだわらず、解ける問題を確実に取ることです。TOEICは間違えても減点がないため、分からない問題に時間をかけるより、次の問題に進むほうが点数につながります。
TOEIC全体に共通する解き方のコツは、以下のとおりです。
- 分からない問題は見切る:迷ったら1つ選んでマークし、次の問題に進む
- すべての問題にマークする:誤答による減点はないため、空欄を残さない
- 問題用紙に書き込まない:TOEICは問題用紙への書き込みが禁止されているため、頭の中で整理する
- リスニングの音声に遅れたら切り替える:前の問題を引きずらず、次の問題の設問を読む
TOEICでは、1問を考え込むと次の問題の準備が遅れ、続けて失点しやすくなります。「1問を捨てて次の3問を取る」という考え方で解きましょう。
TOEICの時間配分のコツ

TOEICの時間配分のコツは、リーディングの75分のうち、Part5とPart6を合わせて約20分で解き、Part7に約55分を残すことです。リスニングは音声に合わせて進むため、時間配分を考えるのはリーディングだけです。
ここでは、リーディングの時間配分の目安を整理します。
Part | 問題数 | 時間配分の目安 | 1問あたり |
|---|---|---|---|
Part5 | 30問 | 約10分 | 約20秒 |
Part6 | 16問(4文書) | 約10分 | 1文書あたり約2分30秒 |
Part7 | 54問 | 約55分 | 約1分 |
※当社の目安です。
最後まで解き切れない場合は、Part5で迷った問題に時間を使いすぎていないかを確かめましょう。Partごとの詳しい時間配分は、TOEICの時間配分で解説しています。
TOEICのリスニングのコツ:Part1〜4

TOEICのリスニングのコツは、音声が流れる前に写真や設問に目を通し、何を聞き取ればよいかを先に決めておくことです。リスニングの音声は1回しか流れないため、準備ができているかでスコアが変わります。
ここでは、リスニングのパート別のコツを整理します。
Part | 問題数 | 主なコツ |
|---|---|---|
Part1(写真描写) | 6問 | 音声の前に写真の人の動作と物の位置を確かめ、動作を表す語に注意して聞く |
Part2(応答) | 25問 | 最初の疑問詞(When・Where・Whoなど)を聞き逃さない。質問と同じ単語を含む選択肢はひっかけのことがある |
Part3(会話) | 39問 | 音声の前に3問の設問を読み、聞くポイントを絞る。会話の最初で場面と話し手の関係をつかむ |
Part4(説明文) | 30問 | 設問を先に読み、アナウンスや留守番電話などの話の種類を最初に判断する |
※問題数はIIBC公式サイト「TOEIC L&R テストの形式」より。コツは当社の目安です。
パート別の詳しい解き方は、TOEIC Part1・2のコツ、TOEIC Part3・4のコツで解説しています。
TOEICのリーディングのコツ:Part5〜7

TOEICのリーディングのコツは、Part5は選択肢を先に見て問題の種類を見分け、Part7は設問を先に読んで答えの根拠を探しながら読むことです。全文を丁寧に読むと、時間が足りなくなります。
ここでは、リーディングのパート別のコツを整理します。
Part | 問題数 | 主なコツ |
|---|---|---|
Part5(短文穴埋め) | 30問 | 選択肢を先に見て、品詞・文法・語彙のどの問題かを判断する。品詞の問題は空欄の前後だけで解ける |
Part6(長文穴埋め) | 16問 | 空欄の前後の文の流れを確かめる。文を入れる問題は、前後の文とのつながりで選ぶ |
Part7(読解) | 54問 | 設問を先に読み、文書の中から答えの根拠を探す。複数の文書の問題は、文書どうしの情報を結びつける |
※問題数はIIBC公式サイト「TOEIC L&R テストの形式」より。コツは当社の目安です。
パート別の詳しい解き方は、TOEIC Part5のコツ、TOEIC Part7のコツで解説しています。
Part6の解き方はTOEIC Part6の解き方で、リーディング全体の対策はTOEICリーディング対策で解説しています。
TOEICの試験前日・当日のコツ

試験前日・当日のコツは、新しい問題に手を出さず、持ち物と会場までの道順を確かめて、リスニングに集中できる状態で試験を始めることです。前日の夜遅くまで勉強すると、当日の集中力が続きません。
試験前日・当日のコツは、以下のとおりです。
- 前日は復習だけにする:解いた問題の見直しと、単語の確認にとどめる
- 持ち物を前日に準備する:受験票・証明写真・本人確認書類・筆記用具・腕時計をそろえる
- 当日は英語を聞いてから会場に入る:移動中に公式問題集の音声を聞き、耳を英語に慣らす
- 腕時計で時間を確かめる:会場に時計がない場合があるため、時刻を表示するだけの腕時計を持っていく
持ち物の詳細と注意点は、TOEICの持ち物で解説しています。
コツだけに頼らずスコアを伸ばす勉強のコツ

解き方のコツで上がるスコアには限りがあり、大きくスコアを伸ばすには、単語・文法・聞き取りの基礎力を伸ばす勉強が必要です。コツは、今の英語力で取れる点数を取りこぼさないためのものです。
スコアを伸ばす勉強のコツは、以下のとおりです。
- 【STEP1】単語帳を1冊決める:TOEIC向けの単語帳を1冊選び、繰り返し覚える
- 【STEP2】文法の基礎を固める:Part5の問題で、品詞・時制・関係詞など頻出の文法を確認する
- 【STEP3】音読とシャドーイングをする:公式問題集の音声とスクリプトで、聞き取れない音を減らす
- 【STEP4】公式問題集で本番形式に慣れる:約2時間で通して解き、時間配分と解き方のコツを試す
100点上げるには200〜300時間が目安です。勉強の全体の流れはTOEICの勉強法で、スコアが伸びないときの原因はTOEICのスコアが伸びない原因で解説しています。
まとめ
TOEICのコツの要点は、以下のとおりです。
- 分からない問題は見切って次に進み、すべての問題にマークする
- リスニングは、音声が流れる前に写真・設問・選択肢に目を通す
- リーディングは、Part5とPart6を約20分で解き、Part7に約55分を残す
- 大きくスコアを伸ばすには、単語・文法・聞き取りの基礎力を伸ばす勉強が必要
まずは公式問題集を約2時間で解き、時間配分とパート別のコツを本番形式で試してみましょう。
よくある質問
TOEICのリスニングのコツは何ですか?
音声が流れる前に、Part1は写真、Part3・4は設問に目を通し、聞き取るポイントを先に決めておくことです。Part2は最初の疑問詞を聞き逃さないようにしましょう。
TOEICのリーディングで時間が足りないときのコツは?
Part5を1問約20秒、Part6を約10分で解き、Part7に約55分を残すのが目安です。Part5で迷った問題に時間を使いすぎていないかを確かめましょう。
TOEICは分からない問題もマークしたほうがよいですか?
TOEICは誤答による減点がないため、分からない問題も1つ選んでマークしましょう。空欄を残すと、正解できる可能性がなくなります。

この記事の監修
KanonTOEIC 945点
テック英語 コーチ(最先端コーチングの実践者)
- TOEIC 945点
- 英検1級
アメリカ留学を経て、学生時代に既に現在の英語資格を取得。最新の教育手法と若い世代への深い理解を融合させた革新的な指導アプローチで、特に学生層からの信頼が厚い。
出典・参考