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リーディング(Part5〜7)

TOEICリーディング対策|点数が伸びない原因とパート別のコツ・勉強法

この記事の結論

  • TOEICリーディングは75分・100問で、2025年度の公開テストの平均点はリスニングより約60点低い279点です。
  • 点数が伸びない主な原因は語彙・文法の不足、読むスピードの不足、時間配分のミスで、原因ごとに必要な対策が違います。
  • Part5・6を約20分で解いてPart7に約55分を残し、単語・文法 → 精読と音読 → 時間を計った演習の順に勉強します。

TOEIC L&R(Listening & Reading)のリーディングは、75分で100問を解くセクションです。リスニングより点数が低く、「最後まで解き終わらない」「勉強してもスコアが伸びない」と悩む方は多いはずです。

リーディングで点数が伸びない原因と、パート別の対策を把握すると、限られた勉強時間をスコアにつながる練習に使えます。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式情報とデータをもとに、TOEICリーディングの対策をまとめています。問題形式、点数が伸びない原因、パート別の対策の順に解説します。さらに、リーディング全体で使える解き方のコツと、目標スコア別の勉強法も紹介します。

TOEICリーディング対策の要点【結論】

TOEICリーディング対策の要点【結論】

TOEICリーディング対策は、単語と文法の基礎を固め、読むスピードを上げて、75分で100問を最後まで解き切ることが基本です。リーディングの平均点はリスニングより約60点低く、伸ばす余地が大きいセクションです。

ここでは、TOEICリーディング対策の要点を早見表で整理します。

項目

要点

問題形式

75分・100問(Part5が30問、Part6が16問、Part7が54問)

平均点

リーディング279点(リスニング337点)

点数が伸びない主な原因

語彙・文法の不足、読むスピードの不足、時間配分のミス

時間配分の目安

Part5・6を約20分で解き、Part7に約55分を残す

勉強の順番

単語・文法 → 精読と音読 → 時間を計った問題演習

※問題形式はIIBC公式サイト、平均点はIIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。時間配分は当社の目安です。

以下では、リーディングの問題形式から順に、TOEICリーディング対策を具体的に解説します。

TOEICリーディングの問題形式と時間配分

TOEICリーディングの問題形式と時間配分

TOEICリーディングは、短文穴埋めのPart5、長文穴埋めのPart6、読解のPart7の3つで構成され、75分で100問を解きます。リスニングと違って時間の使い方を自分で決めるため、時間配分が点数を左右します。

ここでは、リーディングの問題形式と時間配分の目安を整理します。

Part

問題の種類

問題数

時間配分の目安

Part5

短文穴埋め問題

30問

約10分(1問約20秒)

Part6

長文穴埋め問題

16問(4文書)

約10分

Part7

読解問題(1つの文書29問・複数の文書25問)

54問

約55分

※問題数はIIBC公式サイト「TOEIC L&R テストの形式」より。時間配分は当社の目安です。

Part7は問題数が最も多く、文書も長いため、Part5とPart6で時間を使いすぎないことが最後まで解き切る条件です。詳しくはTOEICの時間配分で解説しています。

TOEICリーディングで点数が伸びない原因

TOEICリーディングで点数が伸びない原因

TOEICリーディングで点数が伸びない原因は、語彙・文法の不足、読むスピードの不足、時間配分のミスの3つが中心です。原因によって必要な勉強が違うため、まずは自分がどこでつまずいているかを確かめます。

ここでは、点数が伸びない原因と、当てはまるときのサインを整理します。

原因

当てはまるサイン

優先する対策

語彙の不足

Part5の語彙問題で迷う。Part7で知らない単語が多い

TOEIC向けの単語帳を1冊覚える

文法の不足

Part5の品詞・時制の問題を落とす。長い文の主語と動詞が分からない

中学〜高校の文法を復習し、Part5の問題集を解く

読むスピードの不足

時間をかければ解けるが、Part7が最後まで終わらない

音読と、時間を計った読解の練習をする

時間配分のミス

Part5で1問に1分以上かけることがある

1問20秒で見切り、迷ったらマークして進む

※当社の目安です。

2025年度の公開テストでは、平均点がリスニング337点、リーディング279点でした。多くの受験者にとって、リーディングのほうが伸ばす余地が大きいことが分かります。伸びない原因の全体は、TOEICのスコアが伸びない原因で解説しています。

TOEICリーディングのパート別対策

TOEICリーディングのパート別対策

TOEICリーディングのパート別対策は、Part5は速く解き、Part6は文書の流れをつかみ、Part7は設問を先に読んで根拠を探すことです。Partごとに求められる力が違うため、苦手なPartから重点的に練習します。

ここでは、リーディングのパート別の対策を整理します。

Part

主な対策

練習のポイント

Part5

選択肢を見て、品詞・文法・語彙のどの問題かを判断する

品詞の問題は空欄の前後だけで解き、語彙の問題に時間を残す

Part6

文書を頭から読み、空欄の前後で解けない問題は先を読む

接続副詞と代名詞に注目し、文挿入問題は前後のつながりで選ぶ

Part7

設問を先に読み、文書の中から答えの根拠を探す

複数の文書の問題は、文書どうしの情報を結びつけて解く

※当社の目安です。

パート別の詳しい解き方は、TOEIC Part5のコツ、TOEIC Part6の解き方、TOEIC Part7の解き方で、例題とあわせて解説しています。

TOEICリーディング全体で使える解き方のコツ

TOEICリーディング全体で使える解き方のコツ

TOEICリーディング全体で使えるコツは、1問に時間をかけず、すべての問題にマークして最後まで進むことです。TOEICは誤答による減点がないため、空欄を残すより1つ選んでマークするほうが点数につながります。

TOEICリーディング全体で使える解き方のコツは、以下のとおりです。

  • 迷った問題は見切る:1つ選んでマークし、時間が余ったら戻って見直す
  • 時計で区切りの時刻を決める:リーディング開始からPart6の終わりまでを約20分と決め、遅れていないかを確かめる
  • 固有名詞にこだわらない:人名・社名・地名は読み方が分からなくても、記号として読み進める
  • 消去法を使う:本文の内容と合わない選択肢を外し、残った選択肢から選ぶ

TOEICは問題用紙への書き込みが禁止されているため、見直したい問題は番号を覚えておく程度にとどめましょう。試験全体のコツは、TOEICのコツでまとめています。

TOEICリーディングの勉強法【5STEP】

TOEICリーディングの勉強法【5STEP】

TOEICリーディングの勉強は、単語と文法の基礎を固めてから、読む練習と時間を計った問題演習に進む順番が効率的です。基礎が足りないまま問題演習だけを繰り返すと、同じ間違いを繰り返します。

TOEICリーディングの勉強の進め方は、以下のとおりです。

  1. 【STEP1】単語帳を1冊決める:TOEIC向けの単語帳を1冊選び、例文やフレーズごとに覚える
  2. 【STEP2】文法の基礎を固める:Part5の問題集で、品詞・時制・関係詞など頻出の文法を確認する
  3. 【STEP3】解いた英文を精読する:公式問題集のPart7を、主語と動詞を確かめながら意味が分かるまで読む
  4. 【STEP4】精読した英文を音読する:英語の語順のまま意味が取れるまで、同じ文書を繰り返し声に出して読む
  5. 【STEP5】時間を計って解く:リーディング75分を通して解き、Part7に約55分を残せたかを確かめる

単語帳はTOEIC単語帳おすすめで、文法はTOEICの文法対策で、読むスピードの上げ方はTOEICの速読で解説しています。

目標スコア別:TOEICリーディング対策の進め方

目標スコア別:TOEICリーディング対策の進め方

TOEICリーディング対策は、目標スコアによって力を入れる部分が変わります。600点を目指す段階では単語と文法の基礎、800点以上を目指す段階では読むスピードとPart7の正答率が中心になります。

ここでは、目標スコア別にリーディング対策の進め方を整理します。

目標スコア(トータル)

リーディングの目安

重点を置く対策

600点

250〜295点

単語と中学〜高校の文法を固め、Part5の正答率を上げる

700点

300〜345点

Part5・6を約20分で解き、Part7の1つの文書の問題を確実に取る

800点

350〜395点

音読で読むスピードを上げ、Part7を最後まで解き切る

900点以上

400点以上

複数の文書の問題と、言い換えの難しい設問の正答率を上げる

※リーディングの目安は当社の目安で、IIBCの区分ではありません。

独学で原因が分からず伸び悩む場合は、間違えた問題を原因ごとに分けて記録することから始めましょう。スコア別の勉強時間は、TOEICの勉強時間で紹介しています。

まとめ

TOEICリーディング対策の要点は、以下のとおりです。

  • リーディングは75分・100問で、2025年度の平均点はリスニングより約60点低い279点
  • 点数が伸びない主な原因は、語彙・文法の不足、読むスピードの不足、時間配分のミス
  • Part5・6を約20分で解き、Part7に約55分を残して最後まで解き切る
  • 勉強は、単語・文法 → 精読と音読 → 時間を計った問題演習の順番で進める

まずは公式問題集のリーディングを75分で解き、間違えた問題の原因が語彙・文法・スピードのどれかを確かめてみましょう。

よくある質問

TOEICのリーディングの平均点は何点ですか?

2025年度の公開テストでは、リーディングの平均点は279点でした。リスニングの平均点337点より約60点低くなっています。

TOEICのリーディングが最後まで終わらないときはどうすればよいですか?

Part5を1問約20秒、Part6を約10分で解き、Part7に約55分を残すのが目安です。あわせて音読で読むスピードを上げる練習をしましょう。

TOEICのリーディングは何から勉強すればよいですか?

まずは単語帳を1冊決め、Part5の問題集で文法の基礎を固めます。そのうえで公式問題集の英文を精読・音読し、時間を計って解く練習に進みましょう。

この記事の監修

KanonTOEIC 945点

テック英語 コーチ(最先端コーチングの実践者)

  • TOEIC 945点
  • 英検1級

アメリカ留学を経て、学生時代に既に現在の英語資格を取得。最新の教育手法と若い世代への深い理解を融合させた革新的な指導アプローチで、特に学生層からの信頼が厚い。

出典・参考

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