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スコア別勉強法

TOEICの勉強時間はどのくらい?目標スコア別の目安と時間を確保するコツ【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEICの勉強時間は、今のスコアから100点上げるごとに200〜300時間が目安で、450点から600点に平均400時間かかったという研究があります。
  • 1日2〜3時間なら3ヶ月で100点アップが目安で、1ヶ月で100点上げるには1日7時間前後が必要です。
  • 朝・通勤・休日など勉強する時間帯を先に決め、単語と文法の基礎、Partごとの解き方、本番形式の演習の順に時間を使うと伸ばしやすくなります。

TOEIC L&R(Listening & Reading)のスコアを上げるには、どのくらいの勉強時間が必要なのかは、学習計画を立てる前に知っておきたい点です。必要な時間が分かれば、受験日までに1日何時間勉強すればよいかを逆算できます。

TOEICの勉強時間の目安と根拠を把握すると、無理のない目標と期間を決められ、途中で計画が崩れにくくなります。

本記事では、TOEICの学習時間についての研究とIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、今のスコアと目標スコア別の勉強時間、期間別の1日の勉強時間、勉強時間を確保するコツをまとめています。さらに、同じ時間でもスコアを伸ばしやすくする勉強の優先順位も紹介します。

TOEICの勉強時間の目安【結論】

TOEICの勉強時間の目安【結論】

TOEICの勉強時間は、今のスコアから100点上げるごとに200〜300時間が目安です。450点から600点に上げるには、平均400時間かかったという研究があります。

ここでは、今のスコアと目標スコア別の勉強時間の目安を早見表で整理します。

今のスコア → 目標

勉強時間の目安

1日2時間の場合の期間

300点 → 400点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

400点 → 500点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

500点 → 600点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

600点 → 700点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

700点 → 800点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

800点 → 900点

200〜300時間以上

約3〜5ヶ月以上

※Saegusa(1985)の研究と、そこから使われている「100点上げるのに200〜300時間」という目安をもとに当社が算出。高得点帯ほど1点あたりに必要な時間が増える可能性があります。

上の表は目安で、今の英語力の内訳や勉強の質によって必要な時間は変わります。以下では、目安の根拠から順に、TOEICの勉強時間を具体的に解説します。

TOEICの勉強時間の目安の根拠

TOEICの勉強時間の目安の根拠

TOEICの勉強時間の目安として広く引用されているのは、社会人の英語研修のデータを分析したSaegusa(1985)の研究です。研修の受講時間とTOEICのスコアの変化から、450点から600点に上げるには平均400時間の授業が必要だと示しました。

ここでは、研究の内容と、目安として使うときの注意点を整理します。

項目

内容

研究

Saegusa(1985)。社会人の英語研修の受講時間とTOEICのスコアの変化を分析

主な結果

450点から600点に上げるには、平均400時間の授業時間が必要

よく使われる目安

100点上げるのに200〜300時間

注意点

1980年代の研究で、計算の詳細は公開されていない。今のTOEICの形式とも異なる

※金沢大学「Forum of Language Instructors」Vol.15(2021)の解説より。

研究の古さや前提の違いがあるため、勉強時間の目安は計画を立てるための出発点として使い、公式問題集や受験結果を見ながら調整しましょう。

期間別に必要な1日の勉強時間

期間別に必要な1日の勉強時間

同じ100点アップでも、何ヶ月で達成したいかによって、1日に必要な勉強時間が大きく変わります。目標の期間を短くするほど、1日の勉強時間を増やす必要があります。

ここでは、100点・200点上げる場合の、期間別の1日の勉強時間を整理します。

期間

100点アップ(200〜300時間)

200点アップ(400〜600時間)

1ヶ月(約30日)

1日約6.7〜10時間

1日約13〜20時間

3ヶ月(約90日)

1日約2.2〜3.3時間

1日約4.4〜6.7時間

6ヶ月(約180日)

1日約1.1〜1.7時間

1日約2.2〜3.3時間

1年(約365日)

1日約0.5〜0.8時間

1日約1.1〜1.6時間

※「100点上げるのに200〜300時間」という目安から当社が算出。

働きながら勉強する場合、1日2〜3時間を確保できれば3ヶ月で100点アップが現実的な目安です。1ヶ月で100点上げるには1日7時間前後が必要になるため、短期間で目指す場合は勉強の範囲を絞る必要があります。

目標スコア別の勉強時間と勉強の中身

目標スコア別の勉強時間と勉強の中身

TOEICの勉強時間は同じでも、今のスコアによって時間を使うべき内容が変わります。基礎が足りない段階で問題演習ばかりしても、時間に見合ってスコアが伸びにくくなります。

ここでは、目標スコア別に、時間を使いたい内容を整理します。

目標スコア

時間を使いたい内容

詳しい記事

600点

中学・高校の基本文法、TOEICによく出る単語、Part1・2とPart5

TOEIC600点に必要な勉強時間

700点

単語を増やしてReadingのスピードを上げる、Part3・4の先読み

TOEIC700点に必要な勉強時間

800点

Part7を時間内に解き切る、Listeningの言い換えに気づく

TOEIC800点に必要な勉強時間

900点

ミスの原因を1問ずつ減らす、上級の語彙

TOEIC900点に必要な勉強時間

※当社の目安です。

今のスコアがどのくらいのレベルかは、TOEICの点数とレベルの目安一覧で確認できます。

TOEICの勉強時間を確保するコツ

TOEICの勉強時間を確保するコツ

TOEICの勉強時間は、空いた時間に勉強するのではなく、勉強する時間を先に決めておくことで確保しやすくなります。特に働きながら勉強する方は、時間帯ごとに内容を決めると続けやすくなります。

ここでは、勉強時間を確保するコツを4つ紹介します。

  • 朝の時間を使う:出勤前の30分〜1時間を、文法や長文など集中が必要な勉強にあてる
  • 通勤時間を音声の時間にする:電車の中では、単語の音声やリスニングの復習をする
  • 休日にまとまった時間を取る:週に1回、公式問題集を本番と同じ約2時間で解く
  • 勉強時間を記録する:1週間の合計を見ると、計画との差が分かる

1日の中で勉強する時間帯を固定すると、毎日「いつ勉強するか」を考えずに済みます。社会人の1日の時間割の例は、社会人のTOEIC勉強法で紹介しています。

同じ勉強時間でもスコアを伸ばしやすくする優先順位

同じ勉強時間でもスコアを伸ばしやすくする優先順位

TOEICは、勉強の順番を間違えなければ、同じ勉強時間でもスコアを伸ばしやすくなります。単語と文法の基礎がないまま問題演習を重ねても、復習で理解できない問題が増えるだけです。

ここでは、勉強時間を使う優先順位を整理します。

  1. 【STEP1】公式問題集で今の実力と弱点を確かめる:ListeningとReadingのどちらが低いかを把握する
  2. 【STEP2】単語と文法の基礎を固める:TOEICによく出る単語と、中学・高校の基本文法を優先する
  3. 【STEP3】Partごとの解き方を身につける:先読みや時間配分など、形式に合わせた解き方を練習する
  4. 【STEP4】本番形式で解いて復習する:間違えた原因を分け、同じミスを減らす

勉強の全体の流れは、TOEICの勉強法で詳しく解説しています。

TOEICの勉強時間でよくある失敗と対策

TOEICの勉強時間でよくある失敗と対策

TOEICの勉強時間でよくある失敗は、目標の期間に対して1日の勉強時間が足りないことと、時間はかけているのに勉強の中身が合っていないことです。勉強時間の量と中身の両方を見直す必要があります。

ここでは、よくある失敗と対策を整理します。

よくある失敗

原因

対策

受験日までに時間が足りない

目標の期間に対して1日の勉強時間が少ない

目標の点数か期間を見直し、1日の時間を逆算し直す

時間をかけても伸びない

今のスコアに合わない教材や勉強をしている

公式問題集で弱点を確かめ、勉強の中身を絞る

平日に勉強が続かない

勉強する時間帯が決まっていない

朝・通勤・夜など、時間帯ごとに内容を決める

教材が増えて終わらない

教材を何冊も同時に進めている

単語帳・文法書・公式問題集を1冊ずつに絞る

勉強しても伸びない原因の確かめ方はTOEICのスコアが伸びない原因と対策で、100点上げる手順はTOEICで100点上げる方法で解説しています。

独学で勉強時間の管理や教材の選び方に迷う方は、学習計画と進み具合を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

社会人・大学生別のTOEICの勉強時間の作り方

社会人・大学生別のTOEICの勉強時間の作り方

TOEICの勉強時間の作り方は、社会人と大学生で、使える時間帯とまとまった時間の取りやすさが違います。自分の生活に合わせて、毎日確保できる時間を先に決めましょう。

ここでは、社会人と大学生別に、勉強時間の作り方の例を整理します。

項目

社会人

大学生

平日に確保しやすい時間

朝・通勤・昼休み・帰宅後に分けて合計1.5〜2時間

授業の空き時間と夜に合計2〜3時間

まとまった時間

休日に本番形式の演習(約2時間)

長期休暇に集中して学習時間を増やす

気をつけること

繁忙期に勉強が途切れないよう、最低ラインを決める

就活のスケジュールから逆算して受験日を決める

※当社の目安です。

大学生の場合、就活でスコアを使うなら、提出の時期から逆算して受験日を決める必要があります。就活での目安は、TOEICは就活で何点から有利?で解説しています。

勉強時間の記録と計画の見直し方

勉強時間の記録と計画の見直し方

TOEICの勉強時間は、記録して、2〜3ヶ月ごとの受験結果と比べることで、計画が合っているかを判断できます。時間をかけているのに伸びない場合は、勉強の中身を見直す合図です。

勉強時間を記録して計画を見直す手順は、以下のとおりです。

  1. 【STEP1】毎日の勉強時間と内容を記録する:手帳やアプリに、勉強した時間と内容を書く
  2. 【STEP2】週の合計を計画と比べる:目標の期間に必要な時間を確保できているかを確認する
  3. 【STEP3】2〜3ヶ月ごとに受験して伸びを確かめる:勉強時間に対してスコアが伸びているかを見る
  4. 【STEP4】伸びが小さければ中身を見直す:弱点に合った勉強に時間を使えているかを確かめる

受験日の決め方と申し込みの流れは、TOEICの申し込み方法と日程で解説しています。

まとめ

TOEICの勉強時間の要点は、以下のとおりです。

  • TOEICの勉強時間は、今のスコアから100点上げるごとに200〜300時間が目安
  • 目安の根拠はSaegusa(1985)の研究で、450点から600点に平均400時間かかった
  • 1日2〜3時間なら3ヶ月で100点アップが目安。1ヶ月で100点上げるには1日7時間前後が必要
  • 単語と文法の基礎、Partごとの解き方、本番形式の演習の順に時間を使うと伸ばしやすい

まずは公式問題集で今のスコアを確かめ、目標との差から1日の勉強時間と期間を決めましょう。

よくある質問

TOEICで100点上げるには何時間必要ですか?

今のスコアから100点上げるには、200〜300時間が目安です。社会人の英語研修のデータを分析したSaegusa(1985)の研究がもとになっており、450点から600点に平均400時間かかったと示されています。

TOEICの勉強は1日何時間すればよいですか?

目標の期間によって変わります。100点上げる場合、3ヶ月なら1日約2〜3時間、6ヶ月なら1日約1〜2時間が目安です。

TOEICで1ヶ月に100点上げることはできますか?

100点上げるのに200〜300時間が目安のため、1ヶ月では1日7時間前後が必要です。働きながらでは難しいため、1ヶ月の場合は時間配分と出題形式への慣れに勉強を絞りましょう。

勉強時間をかけてもTOEICのスコアが伸びないのはなぜですか?

今のスコアに合わない教材や、弱点ではない分野に時間を使っている可能性があります。公式問題集で弱点を確かめ、低い方のセクションから勉強の中身を見直しましょう。

この記事の監修

ShinTOEIC 990点

テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)

  • TOEIC 990点
  • 英検1級

長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。

出典・参考

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