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スコア別勉強法

TOEICは独学でスコアを上げられる?独学の進め方と挫折しないコツ【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEICは出題形式が毎回同じで公式問題集があるため、勉強の順番と教材を正しく選び、学習時間を確保できれば独学でもスコアを上げられます。
  • 独学は公式問題集で実力を確かめ、単語・文法の基礎、Partごとの解き方、本番形式の演習の順に進め、教材は1冊ずつに絞ります。
  • 3ヶ月以上スコアが変わらないときや勉強時間を確保できないときは、アプリ・講座・コーチングなど独学以外の方法も検討します。

TOEIC L&R(Listening & Reading)は、市販の教材と公式問題集がそろっているため、独学でもスコアを上げられる試験です。一方で、「何から始めればよいか分からない」「続かない」という理由で、独学のまま伸び悩む方も少なくありません。

独学で伸びる進め方と、伸び悩みやすい原因を把握すると、独学で続けるか、ほかの方法に切り替えるかを判断しやすくなります。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式情報をもとに、TOEICを独学で勉強するメリット・デメリット、独学の進め方、教材の組み合わせをまとめています。さらに、独学で挫折しやすい原因と対策、ほかの方法に切り替える目安も紹介します。

TOEICは独学でスコアを上げられるか【結論】

TOEICは独学でスコアを上げられるか【結論】

TOEICは、勉強の順番と教材を正しく選び、学習時間を確保できれば、独学でもスコアを上げられる試験です。出題形式が毎回同じで、本番と同じ形式の公式問題集が市販されているためです。

ここでは、TOEICを独学で勉強するときの要点を早見表で整理します。

項目

要点

独学で伸ばせる理由

出題形式が毎回同じで、公式問題集で本番と同じ形式を練習できる

必要な勉強時間

100点上げるのに200〜300時間が目安

そろえる教材

公式問題集・単語帳・文法書を1冊ずつ

独学で伸び悩む原因

勉強の順番が分からない、続かない、弱点を自分で見つけられない

切り替えの目安

3ヶ月以上スコアが変わらない、受験日までに時間が足りない

※勉強時間はSaegusa(1985)の研究から使われている目安です。「切り替えの目安」は当社の目安です。

以下では、独学のメリットとデメリットから順に、TOEICを独学で勉強する方法を具体的に解説します。

TOEICを独学で勉強するメリット・デメリット

TOEICを独学で勉強するメリット・デメリット

TOEICを独学で勉強する最大のメリットは、費用を教材代だけに抑え、自分の都合に合わせて進められることです。一方で、勉強の計画と管理をすべて自分で行う必要があります。

ここでは、独学のメリットとデメリットを比較します。

メリット

デメリット

費用を教材代だけに抑えられる(公式問題集は1冊3,630円)

何から始めればよいか、自分で判断する必要がある

自分の時間に合わせて、いつでも勉強できる

勉強を続けられるかが、自分の意志に左右される

得意な分野を飛ばし、苦手な分野に時間を使える

自分の弱点や、勉強法の間違いに気づきにくい

※公式問題集の価格は2026年10月時点・IIBC公式サイトより(問題集13)。

独学が向いているのは、受験日までの時間に余裕があり、毎日の勉強時間を自分で確保できる方です。受験日が近く、短期間でスコアが必要な方は、独学以外の方法も検討する価値があります。

TOEICを独学で勉強する進め方【5STEP】

TOEICを独学で勉強する進め方【5STEP】

TOEICの独学は、今の実力を確かめてから基礎を固め、本番形式の演習で仕上げる順に進めると、時間を無駄にしにくくなります。いきなり問題集を何冊も解くより、弱点を確かめてから勉強の中身を決めることが重要です。

ここでは、独学の進め方を5つのSTEPで紹介します。

  1. 【STEP1】公式問題集で今の実力を確かめる:本番と同じ約2時間で解き、ListeningとReadingのどちらが低いかを確認する
  2. 【STEP2】目標スコアと受験日を決める:100点上げるのに200〜300時間を目安に、1日の勉強時間を逆算する
  3. 【STEP3】単語と文法の基礎を固める:単語帳と文法書を1冊ずつ決め、毎日少しずつ進める
  4. 【STEP4】Partごとの解き方を身につける:Part3・4の先読みやPart7の時間配分など、形式に合わせた解き方を練習する
  5. 【STEP5】本番形式で解いて復習する:月に1回は公式問題集を通して解き、間違えた原因を分けて復習する

勉強の全体の流れは、TOEICの勉強法で、今のスコアからの勉強時間はTOEICの勉強時間で解説しています。

TOEICの独学におすすめの教材の組み合わせ

TOEICの独学におすすめの教材の組み合わせ

TOEICの独学では、公式問題集・単語帳・文法書の3つを軸に、目的に合わせてアプリを足す組み合わせが基本です。教材を増やしすぎると、どれも途中で終わりやすくなります。

ここでは、独学でそろえたい教材と役割を整理します。

教材

役割

選び方

公式問題集

実力の確認と本番形式の演習

最新の号を1冊。本番と同じ形式と難しさで練習できる

単語帳

TOEICによく出る単語を覚える

今のレベルに合ったものを1冊。音声つきを選ぶ

文法書

Part5・6と読解の基礎を固める

基本文法に抜けがあるなら、中学・高校レベルの1冊から

アプリ

スキマ時間の単語・リスニング

通勤時間などに使えるものを1つ

※当社の目安です。

教材の選び方は、TOEICの参考書・問題集おすすめ、TOEICの単語帳おすすめ、TOEICアプリおすすめで紹介しています。

TOEICの独学で挫折しやすい原因と対策

TOEICの独学で挫折しやすい原因と対策

TOEICの独学で挫折しやすい原因は、勉強の順番が分からないこと・勉強が続かないこと・弱点を自分で見つけられないことの3つに分けられます。原因によって対策が違うため、自分がどれに当てはまるかを確かめましょう。

ここでは、独学で挫折しやすい原因と対策を整理します。

挫折しやすい場面

原因

対策

何から始めればよいか分からない

今の実力と弱点を確かめていない

公式問題集を1回解き、低い方のセクションから始める

勉強が続かない

勉強する時間帯と量が決まっていない

「朝に30分」「通勤中に単語」のように、時間帯と内容を固定する

勉強しているのに伸びない

弱点に合っていない勉強をしている

間違えた原因を単語・文法・聞き取り・時間不足に分けて記録する

教材が増えて終わらない

教材を何冊も同時に進めている

単語帳・文法書・公式問題集を1冊ずつに絞り、繰り返す

勉強を習慣にするには、1日の量を決めて記録することが効果的です。受験日を先に決めて申し込んでおくと、期限があることで勉強を続けやすくなります。申し込みの流れは、TOEICの申し込み方法と日程で解説しています。

独学から切り替えを考える目安

独学から切り替えを考える目安

独学を続けても伸び悩む場合は、3ヶ月以上スコアが変わらないときや、受験日までに必要な勉強時間を確保できないときが、ほかの方法を考える目安です。独学の弱点である「計画」と「管理」を補える方法を選ぶと、伸び悩みを抜け出しやすくなります。

ここでは、独学以外の主な方法を比較します。

方法

補えること

向いている方

学習アプリ(有料プラン)

問題の量、弱点に合わせた問題の出題

自分で計画を立てられるが、問題の量を増やしたい方

TOEIC講座・スクール

解き方の講義、決まったカリキュラム

解き方を基礎から教わりたい方

英語コーチング

学習計画の作成、毎日の進み具合の管理

勉強時間の確保や継続に課題がある方、短期間でスコアが必要な方

※当社の目安です。

独学で続けるか迷ったら、まずは1週間の勉強時間を記録し、目標までに必要な時間を確保できているかを確認しましょう。コーチングが自分に合うかは英語コーチングは意味ない?で、TOEICに対応したコーチングはTOEICコーチングおすすめで比較しています。

今のスコア別:独学の1日の勉強メニュー

今のスコア別:独学の1日の勉強メニュー

TOEICの独学では、今のスコアによって、1日の勉強時間の配分を変えることが重要です。基礎が足りない段階では単語と文法に、基礎ができてからは問題演習と復習に時間を多く使います。

ここでは、1日2時間を確保した場合の勉強メニューの例を整理します。

今のスコア

単語・文法

リスニング

リーディング・演習

〜500点

70分(中学・高校の文法とTOEICの基本単語)

30分(Part1・2の聞き直し)

20分(Part5の基本問題)

500〜700点

40分(TOEICによく出る単語とPart5)

40分(Part3・4の先読みと復習)

40分(Part7を時間を計って解く)

700点〜

30分(上級の語彙と語法)

40分(言い換えと細部の聞き取り)

50分(Part7の複数の文書と見直し)

※当社の目安です。

週に1回は、公式問題集を本番と同じ約2時間で解き、平日の勉強で弱点が埋まっているかを確かめましょう。

独学で使える無料の公式リソース

独学で使える無料の公式リソース

TOEICの独学では、IIBCが無料で公開しているサンプル問題やアプリも活用できます。教材を買う前に、形式の確認や音声の再生に使えます。

独学で使える無料の公式リソースは、以下のとおりです。

リソース

できること

IIBC公式サイトのサンプル問題

Part1〜7の形式を、サンプル問題で確認できる(リスニングは音声つき)

TOEIC公式教材アプリ

公式教材の音声を無料でダウンロードできる。書籍の公式問題集を持っていれば、マークシートで自動採点もできる

※2026年10月時点・IIBC公式サイト、App Storeの公式説明より。TOEIC公式教材アプリの利用には、TOEIC申込サイトの会員登録(無料)が必要です。アプリ内で教材を購入する場合は別途費用がかかります。

200問を本番と同じ形式で解ける公式の模試は、公式問題集の購入が必要です。模試の選び方は、TOEIC模試のおすすめで紹介しています。

まとめ

TOEICの独学の要点は、以下のとおりです。

  • TOEICは出題形式が毎回同じで、公式問題集があるため、独学でもスコアを上げられる
  • 独学は、公式問題集で実力を確かめ、単語・文法の基礎、Partごとの解き方、本番形式の演習の順に進める
  • 教材は公式問題集・単語帳・文法書を1冊ずつそろえ、増やしすぎない
  • 3ヶ月以上スコアが変わらないときや、勉強時間を確保できないときは、ほかの方法も検討する

まずは公式問題集を1回解いて今の実力を確かめ、受験日と1日の勉強時間を決めましょう。

よくある質問

TOEICは独学で何点まで取れますか?

勉強の順番と教材を正しく選び、必要な勉強時間を確保できれば、独学でも高いスコアを目指せます。100点上げるのに200〜300時間が目安のため、目標までの時間を確保できるかが重要です。

TOEICの独学は何から始めればよいですか?

まず公式問題集を本番と同じ約2時間で解き、ListeningとReadingのどちらが低いかを確かめます。そのうえで、単語帳と文法書を1冊ずつ決めて基礎を固めましょう。

TOEICの独学で教材は何冊必要ですか?

公式問題集・単語帳・文法書の3冊を軸にするのが基本です。スキマ時間に使うアプリを1つ足してもよいですが、教材を増やしすぎると途中で終わりやすくなります。

TOEICの独学が続かないときはどうすればよいですか?

勉強する時間帯と内容を固定し、忙しい日でも「単語を15分」など最低ラインを決めましょう。受験日を先に申し込むと、期限があることで続けやすくなります。

この記事の監修

ShinTOEIC 990点

テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)

  • TOEIC 990点
  • 英検1級

長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。

出典・参考

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