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800点

TOEIC800点に必要な勉強時間は?今のスコア別の目安と3ヶ月・半年の学習計画【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEIC800点に必要な勉強時間は、100点上げるごとに200〜300時間が目安で、700点台からなら200〜300時間、600点台からなら400〜600時間です。
  • 働きながら目指すなら、700点台からは1日2〜3時間で3ヶ月、600点台からは半年〜1年の計画が現実的です。
  • 800点は受験者の上位約16%に入るスコアで、Readingを時間内に解き切るスピードとListeningの正確さを、模試で弱点を分析しながら伸ばすことが重要です。

「TOEIC L&R(Listening & Reading)で800点を取るには、どのくらい勉強すればよいのか」は、昇進や転職で800点を目指す社会人が最初に気になる点です。インターネット上には「○時間」という目安が多くありますが、根拠が示されていないものも少なくありません。

800点までに必要な勉強時間の目安と根拠を把握すると、今のスコアから逆算して、無理のない学習計画を立てられます。

本記事では、TOEICの学習時間についての研究とIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、今のスコア別に800点までの勉強時間の目安、期間別の1日の勉強時間、800点を取るための勉強法を解説します。

TOEIC800点に必要な勉強時間の目安【結論】

TOEIC800点に必要な勉強時間は、今のスコアから100点上げるごとに200〜300時間が目安です。700点台からなら200〜300時間、600点台からなら400〜600時間が目安になります。

ここでは、今のスコア別の勉強時間の目安を早見表で整理します。

今のスコア

800点までの勉強時間の目安

1日2時間の場合の期間

700点

200〜300時間

約3〜5ヶ月

600点

400〜600時間

約7〜10ヶ月

500点

600〜900時間

約10〜15ヶ月

400点

800〜1,200時間

約1年1ヶ月〜1年8ヶ月

※Saegusa(1985)の研究をもとにした「100点上げるのに200〜300時間」という目安から当社が算出。学習の質や英語の経験によって、必要な時間は大きく変わります。

TOEIC800点に必要な勉強時間の根拠

TOEICのスコアアップに必要な時間の目安として広く引用されているのは、Saegusa(1985)の研究です。社会人の英語研修の受講時間とTOEICのスコアの変化を分析し、450点から600点に上げるには平均400時間の授業が必要だと示しました。

ここでは、研究の内容と、目安として使うときの注意点を整理します。

項目

内容

研究

Saegusa(1985)。社会人の英語研修の受講時間・受講前の英語力とTOEICのスコアの変化を分析

主な結果

450点から600点に上げるには、平均400時間の授業時間が必要

よく使われる目安

100点上げるのに200〜300時間

注意点

1985年の研修の授業時間のデータで、計算の詳細は公開されていない

※金沢大学国際基幹教育院「Forum of Language Instructors」Vol.15(2021)の解説より。

この目安は自習の時間ではなく授業の時間をもとにしており、現在のTOEICの形式とも異なります。あくまで計画を立てるための目安として使い、模試のスコアを見ながら学習時間を調整しましょう。

今のスコア別に見たTOEIC800点までの勉強時間

800点までの勉強時間は、今のスコアと800点との差によって大きく変わります。スコア帯ごとに、伸ばすべき力も異なります。

ここでは、今のスコア別に勉強時間の目安と、重点的に取り組む内容を紹介します。

700点台から800点:200〜300時間

700点台から800点を目指す場合は、200〜300時間が目安です。

基礎はできているため、Readingで最後まで解き切るスピードと、Listeningの細かい聞き取りの正確さが課題になりやすいスコア帯です。公式問題集で時間を計って解き、間違えた問題の原因を分析して弱点を絞り込みましょう。

600点台から800点:400〜600時間

600点台から800点を目指す場合は、400〜600時間が目安です。

単語と文法の抜けを埋めながら、長文を速く読む力とリスニングの力を伸ばす必要があります。まず700点台を中間目標にして、単語・文法とPart7の長文に時間をかけましょう。

500点台以下から800点:600時間以上

500点台以下から800点を目指す場合は、600時間以上が目安です。

中学・高校レベルの文法と基本単語から固め直す必要があります。いきなり800点を目指すより、600点・700点と段階的に目標を置き、そのつど受験して伸びを確認すると続けやすくなります。

TOEIC800点を目指す期間別の1日の勉強時間

同じ勉強時間でも、何ヶ月で達成したいかによって1日に必要な勉強時間が変わります。

ここでは、700点と600点から800点を目指す場合の、期間別の1日の勉強時間を整理します。

期間

700点から(200〜300時間)

600点から(400〜600時間)

3ヶ月(約90日)

1日約2.2〜3.3時間

1日約4.4〜6.7時間

6ヶ月(約180日)

1日約1.1〜1.7時間

1日約2.2〜3.3時間

1年(約365日)

1日約0.5〜0.8時間

1日約1.1〜1.6時間

※当社の試算。毎日同じ時間を学習した場合。

働きながら1日3時間以上を毎日続けるのは負担が大きいため、600点台から800点を目指すなら、半年〜1年の計画が現実的です。700点台からなら、1日2〜3時間で3ヶ月も目指せます。

TOEIC800点はどのくらいのレベル?

TOEIC800点は、受験者の上位約16%に入るスコアです。2025年度の公開テストで795点以上を取った人は、受験者全体の16.2%、社会人では22.3%でした。

ここでは、800点のレベルを公式データで整理します。

項目

内容

795点以上の割合

受験者全体の16.2%、社会人の22.3%、学生の11.9%(2025年度・公開テスト)

社会人の平均点

649点(2025年度・公開テスト)

IIBCの相関表でのレベル

レベルB(730〜855点):どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」より。

転職では、TOEICスコアを応募要件にしている求人の約2割が「800点以上」を求めており、英語での会議や交渉があるポジションに応募しやすくなります。転職での評価はTOEICは転職で何点から有利?で詳しく解説しています。

TOEIC800点を取るための勉強法

TOEIC800点を取るには、Readingを時間内に解き切るスピードと、Listeningの細部まで聞き取る正確さを同時に伸ばすことが重要です。

ここでは、800点を目指すときの勉強法を4つ紹介します。TOEICの勉強法の全体像は、TOEICの勉強法で解説しています。

単語と文法の抜けをなくす

800点を目指すなら、TOEICによく出る単語と、Part5で問われる文法を確実に正解できる状態にしましょう。

Part5・6で時間を節約できると、Part7の長文に使える時間が増えるからです。単語帳は1冊に絞り、繰り返して定着させます。

Part7を時間内に解き切る

Readingでは、Part7を最後まで解き切ることが800点の分かれ目になります。

公式問題集で時間を計って解き、どの問題で時間を使いすぎているかを確認しましょう。英文を前から順に意味を取る練習を続けると、読むスピードが上がります。

シャドーイングで聞き取りの精度を上げる

Listeningは、シャドーイングで音と意味を結びつけると、細かい部分まで聞き取れるようになります。

公式問題集の音声を使い、スクリプトで意味を確認してから、音声に少し遅れて同じように発音します。聞き取れなかった部分は、ディクテーションで原因を確かめましょう。

模試で弱点を見つけて直す

800点に近づくほど、苦手なPartや問題の種類を特定して直すことが効果的です。

月に1〜2回は公式問題集で模試を解き、Part別の正答数を記録しましょう。伸ばしやすいPartに学習時間を配分すると、限られた時間でスコアを上げられます。

TOEIC800点に向けた3ヶ月・半年の学習計画

800点に向けた学習計画は、基礎の穴埋め→弱点の集中対策→本番形式の仕上げの順に組むと、限られた時間で効率よく伸ばせます。

ここでは、700点台から3ヶ月で800点を目指す計画と、600点台から半年で目指す計画を紹介します。

700点台から3ヶ月で800点を目指す計画

700点台から3ヶ月で目指す場合は、1日2〜3時間、合計200〜300時間を確保します。

時期

目標

主な学習内容

【STEP1/1ヶ月目】

弱点を特定し、単語・文法の抜けを埋める

公式問題集で模試を1回解いて分析、単語帳1周、Part5の演習

【STEP2/2ヶ月目】

弱いPartを集中的に伸ばす

Part7の時間を計った演習、シャドーイング、Part3・4の先読みの練習

【STEP3/3ヶ月目】

本番と同じ条件で解き切る

週1回の模試(2時間)と復習、間違えた問題の解き直し

3ヶ月目の途中で一度受験しておくと、本番の時間配分を確認でき、最終月の学習の優先順位を決めやすくなります。

600点台から半年で800点を目指す計画

600点台から半年で目指す場合は、1日2〜3時間、合計400〜600時間を確保します。途中で700点台を中間目標にすると、伸びを確認しながら進められます。

時期

目標

主な学習内容

【STEP1/1〜2ヶ月目】

単語・文法の基礎を固める

単語帳を2周、文法問題集1冊、Part5・6の演習

【STEP2/3〜4ヶ月目】

700点台に乗せる

シャドーイングを毎日、Part7の長文演習、4ヶ月目に受験して伸びを確認

【STEP3/5〜6ヶ月目】

800点に必要なスピードと正確さをつける

週1回の模試と復習、弱いPartの集中対策、時間配分の調整

計画どおりに進まない月があっても、合計の学習時間を確保できれば取り戻せます。週ごとに学習時間を記録し、遅れを早めに把握しましょう。

TOEIC800点を目指す社会人の1日のスケジュール例

働きながら800点を目指すなら、1日の学習を朝・通勤・夜に分けて積み重ねると、2時間前後を確保しやすくなります。

ここでは、平日に約2時間を確保するスケジュール例を紹介します。

時間帯

時間

学習内容の例

朝(出勤前)

30分

Part5の問題演習と文法の復習

通勤時間

30分

単語の暗記、公式問題集の音声でリスニング

昼休み

15分

前日に間違えた問題の見直し

夜(帰宅後)

45分

Part7の長文演習、またはシャドーイング

休日は、2時間の模試と復習に充てると、平日の学習の成果を確認できます。

TOEIC800点を目指すときに伸び悩む原因と対策

700点台で伸び悩む原因の多くは、学習量の不足ではなく、弱点に合わない学習を続けていることです。

ここでは、伸び悩む原因と対策を整理します。

伸び悩む原因

対策

Part7が最後まで解き終わらない

Part5・6の解答時間を短くし、長文を前から読む練習をする

リスニングで細部を聞き逃す

シャドーイングとディクテーションで、聞き取れない原因を特定する

問題を解くだけで復習していない

間違えた理由(単語・文法・時間配分)を記録し、同じミスを減らす

新しい教材に次々と手を出す

公式問題集と単語帳に絞り、繰り返して定着させる

TOEIC800点を短期間で取りたい人の選択肢

TOEIC800点を短期間で取りたい場合は、独学・講座・コーチングのどれで学ぶかを、自分の課題と予算で選びましょう。

学び方

向いている人

独学

自分で弱点を分析し、計画を立てて続けられる人

通信・オンライン講座

費用を抑えて、講義や演習問題で学びたい人

TOEICコーチング

弱点の分析と学習計画を任せ、毎日の学習を管理してほしい人

独学で700点台から伸び悩んでいる方は、弱点の分析と学習計画を専門家に任せると、学習時間を無駄にせずに済みます。TOEIC向けのサービスはTOEICコーチングおすすめ10選で、講座はTOEIC講座おすすめ16選で比較しています。

まとめ

TOEIC800点に必要な勉強時間の要点は、以下のとおりです。

  • 勉強時間の目安は、100点上げるごとに200〜300時間。700点台からなら200〜300時間、600点台からなら400〜600時間
  • 600点台から800点なら、半年〜1年の計画が現実的。700点台からなら3ヶ月も目指せる
  • 800点は受験者の上位約16%で、IIBCの相関表ではレベルBにあたる
  • Readingのスピード、Listeningの正確さ、模試での弱点分析が800点の分かれ目

まずは公式問題集で今のスコアを確認し、800点までの差から1日の勉強時間と期間を決めましょう。

よくある質問

TOEIC800点は3ヶ月で取れますか?

700点台からなら、1日2〜3時間(合計200〜300時間)を3ヶ月続けることで目指せます。600点台以下からの場合は400時間以上が目安になるため、半年〜1年の計画が現実的です。

TOEIC700点から800点には何時間かかりますか?

100点上げるのに200〜300時間という目安から、700点から800点には200〜300時間が目安です。学習の質や弱点によって変わるため、模試のスコアを見ながら調整しましょう。

TOEIC800点は独学で取れますか?

自分で弱点を分析し、計画どおりに学習を続けられれば独学でも取れます。700点台で伸び悩んでいる場合は、弱点に合わない学習を続けている可能性があるため、講座やコーチングで分析してもらうのも選択肢です。

TOEIC800点はすごいですか?

2025年度の公開テストで795点以上を取った人は受験者全体の16.2%で、上位約16%に入るスコアです。IIBCの相関表ではレベルBにあたり、転職でも英語力をアピールしやすくなります。

TOEIC800点までの勉強時間を短くする方法はありますか?

模試で弱点を特定し、伸ばしやすいPartに学習時間を配分すると効率が上がります。教材を公式問題集と単語帳に絞り、間違えた問題の原因を記録して同じミスを減らしましょう。

この記事の監修

YukiTOEIC 955点

テック英語 コーチ(ビジネス英語のスペシャリスト)

  • TOEIC L&R 955点

アメリカ留学後、某大手企業に就職しヨーロッパ出向を経験した国際ビジネスの実践者。実務で培った英語スキルと知見を基に、TOEIC高得点の獲得からキャリアアップまでを見据えた指導を得意とする。

出典・参考

  • #800点
  • #勉強時間
  • #学習計画