テック英語 TOP無料体験コーチングスコア診断
体験コーチングを予約する体験を予約する

リスニング(Part1〜4)

TOEIC Part1・2の解き方|写真と質問のパターン・ひっかけ対策と練習問題【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEIC Part1は写真描写6問・Part2は応答25問で、合わせてリスニング100問のうち31問を占めます。
  • Part1は人の動作と物の状態を表す動詞、Part2は質問の最初の数語に集中して聞くと、合わない選択肢を外せます。
  • Part2は直接答えない応答が正解になることもあり、同じ単語・似た音を含む選択肢は応答として自然かで判断します。

TOEIC L&R(Listening & Reading)のPart1・2は、リスニングセクションの最初に出題される31問です。Part1は写真を説明する英文、Part2は質問や発言への応答を聞き、最も適切なものを選びます。

Part1・2は1問ずつ短い音声で完結するため、出題のパターンとひっかけの選択肢を知ると、得点を安定させやすいパートです。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式情報をもとに、TOEIC Part1・2の問題形式・写真と質問のパターン・ひっかけの選択肢をまとめています。Part1とPart2それぞれの解く手順も整理しました。さらに、自作の練習問題と、点が取れない原因別の対策、勉強法と教材も紹介します。

TOEIC Part1・2の要点【結論】

TOEIC Part1・2の要点:写真描写6問・応答25問

TOEIC Part1・2は、Part1は写真の動作と状態、Part2は質問の最初の数語に集中して聞くパートです。どちらも英文が問題用紙に印刷されておらず、音声は1度しか流れません。

ここでは、TOEIC Part1・2の要点を早見表で整理します。

項目

Part1 写真描写問題

Part2 応答問題

問題数

6問

25問

聞く内容

1枚の写真についての4つの説明文

1つの質問または発言と、3つの応答

問題用紙

写真だけが印刷される

何も印刷されない

集中して聞く箇所

動詞(人の動作・物の状態)

最初の疑問詞や、文の種類が分かる最初の数語

注意する選択肢

写真にない物・動作を含む説明文

質問と同じ単語・似た音の単語を含む応答

※問題数・形式はIIBC公式サイト「テストの形式と構成」より(2026年10月時点)。

以下では、問題形式から順に、TOEIC Part1・2の解き方を具体的に解説します。

TOEIC Part1とPart2の問題形式の違い

TOEIC Part1とPart2の問題形式の違い

TOEIC Part1は写真を最も的確に描写している説明文を4つから選ぶ問題、Part2は質問や発言に対して最もふさわしい応答を3つから選ぶ問題です。Part2は選択肢が3つで、問題用紙に何も印刷されていない点がPart1と違います。

ここでは、Part1とPart2の形式を比較します。

項目

Part1

Part2

問題番号

No.1〜6

No.7〜31

選択肢の数

4つ(A〜D)

3つ(A〜C)

手がかり

問題用紙の写真

音声だけ

リスニング全体に占める割合

100問のうち6問

100問のうち25問

※IIBC公式サイト「テストの形式と構成」「サンプル問題」より(2026年10月時点)。

Part1・2を合わせた31問は、リスニング100問の約3割にあたります。1問ずつ独立しているため、1問を聞き逃しても次の問題に影響しにくく、初心者が得点を積み上げやすいパートです。

TOEIC Part1の写真のパターンと聞くポイント

TOEIC Part1の写真のパターン:人物と物・風景

TOEIC Part1の写真は、人が写っている写真と、物や風景だけの写真に分けられます。写真の種類によって、説明文で使われやすい動詞の形と、正解を見分けるポイントが変わります。

ここでは、写真のパターン別に、聞くポイントを整理します。

写真のパターン

正解になりやすい説明文の形

聞くポイント

1人の人物

A woman is typing on a keyboard.(女性がキーボードを打っている)

人の動作を表す動詞

複数の人物

Some people are sitting at a table.(何人かがテーブルについている)

全員に共通する動作か、1人だけの動作か

物・風景

Some chairs have been stacked.(いすが積み重ねられている)

物の位置と状態

※説明文の例は、Part1の形式に合わせて当社が作成したものです。

物や風景だけの写真では、「is being stacked(今まさに積まれている最中)」のような説明文に注意が必要です。写真に作業をしている人がいなければ、進行中の動作を表す説明文は写真と合いません。一方、「have been stacked」「are stacked」は、積まれた状態を表すため正解になり得ます。

TOEIC Part2の質問のパターン6つ

TOEIC Part2の質問のパターン6つ

TOEIC Part2の質問は、文の種類によって、ふさわしい応答の形が決まります。最初の数語で質問の種類を見分けると、合わない応答を外せます。

ここでは、Part2でよく見られる質問のパターンと、応答の例を整理します。

パターン

質問の例

ふさわしい応答の例

疑問詞の疑問文

Where is the meeting room?(会議室はどこですか)

On the third floor.(3階です)

Yes/No疑問文

Did you send the report?(報告書は送りましたか)

Yes, this morning.(はい、今朝送りました)

選択疑問文

Would you like coffee or tea?(コーヒーと紅茶のどちらにしますか)

Tea, please.(紅茶をお願いします)

依頼・提案

Could you help me with these boxes?(箱を運ぶのを手伝ってもらえますか)

Sure, where should I put them?(いいですよ、どこに置きますか)

否定疑問文・付加疑問文

The store opens at nine, doesn't it?(お店は9時開店ですよね)

No, at ten.(いいえ、10時です)

平叙文(質問ではない発言)

The printer is out of paper.(プリンターの紙が切れています)

I'll get some more.(補充しておきます)

※質問と応答の例は、Part2の形式に合わせて当社が作成したものです。

Part2では、質問に直接答えない応答が正解になることもあります。たとえば、「When is the meeting?(会議はいつですか)」に対して、「Let me check the schedule.(予定を確認します)」や「It's been postponed.(延期になりました)」が正解になる場合があります。

TOEIC Part1・2のひっかけの選択肢5つ

TOEIC Part1・2のひっかけの選択肢5つ

TOEIC Part1・2の不正解の選択肢には、音や単語が似ているだけで意味が合わないものが多く含まれます。ひっかけのパターンを知っておくと、迷ったときに不正解を外す判断が速くなります。

ここでは、Part1・2でよく見られるひっかけの選択肢を整理します。

ひっかけのパターン

例

見分け方

同じ単語を含む

「Did you copy the file?」に「The copy machine is new.」と答える

同じ単語があっても、質問に答えているかで判断する

似た音の単語を含む

「contract(契約)」と「contact(連絡)」、「walk」と「work」

1語の音ではなく、文全体の意味で判断する

疑問詞と合わない

「Where〜?」に時間で答える、「When〜?」に場所で答える

最初の疑問詞を聞き逃さない

選択疑問文にYes/Noで答える

「coffee or tea?」に「Yes, I do.」

「A or B」の質問は、Yes/Noで始まる応答を外す

写真にない物・動作

写真にない「a laptop」や、人がしていない「is opening a window」

写真に写っている物と動作だけで判断する

※例は、Part1・2の形式に合わせて当社が作成したものです。

ただし、同じ単語を含む選択肢が正解になる問題もあります。単語の一致ではなく、質問への応答として自然かで選ぶことが基本です。

TOEIC Part1・2の練習問題と解説

TOEIC Part1・2の練習問題

TOEIC Part1・2の解き方は、聞くポイントを決めて、ひっかけの選択肢を外す手順を、実際の問題で試すと身につきます。ここで紹介する問題は、Part1・2の形式に合わせて当社が作成したもので、公式の問題ではありません。

音声の代わりに英文を載せているため、選択肢を1つずつ読み、正解かどうかを判断してみましょう。

Part1の練習問題(写真描写)

写真の内容は、「倉庫の棚に段ボール箱が並び、通路には誰もいない」というものです。

(A) A man is lifting a box.
(B) Some boxes are being moved.
(C) Some boxes have been placed on shelves.
(D) The shelves are being painted.

正解は(C)です。箱が棚に置かれた状態を「have been placed」で表しています。(A)は写真にいない男性の動作、(B)と(D)は「is being+過去分詞」で今まさに作業をしている最中を表しますが、写真には誰もいないため不正解です。和訳は「(C) 箱が棚に置かれている」です。

Part2の練習問題(応答)

1. Who is in charge of the new project?
(A) Yes, it's a new product.
(B) Ms. Tanaka from the sales team.
(C) The charge is ten dollars.

1の正解は(B)です。「Who(誰)」の質問に人物で答えています。(A)は疑問詞の質問にYesで答えており、「project」と似た音の「product」を含むひっかけです。(C)は「in charge(担当して)」と同じ単語「charge(料金)」を使ったひっかけです。和訳は「新しいプロジェクトの担当は誰ですか。(B) 営業チームのタナカさんです」です。

2. Should we take a taxi or walk to the station?
(A) Yes, I think so.
(B) It's only five minutes away.
(C) I took it last week.

2の正解は(B)です。「駅まで5分しかかからない」と答え、歩いて行くことを間接的に選んでいます。(A)は選択疑問文にYesで答えており、(C)は「take」の過去形「took」を使ったひっかけです。和訳は「駅までタクシーで行きますか、歩きますか。(B) 5分しかかかりませんよ」です。

3. I can't find the keys to the storage room.
(A) Mr. Lee borrowed them this morning.
(B) The room is very large.
(C) Yes, I found it.

3の正解は(A)です。質問ではない発言に対し、「リーさんが今朝借りていった」と鍵の場所の手がかりを伝えています。(B)は「room」を使ったひっかけ、(C)は「find」の過去形「found」を使ったひっかけです。和訳は「倉庫の鍵が見つかりません。(A) リーさんが今朝借りていきました」です。

TOEIC Part1・2を解く手順

TOEIC Part1・2を解く手順

TOEIC Part1・2は、音声が流れる前に聞くポイントを決め、選択肢を1つずつ判断しながら聞く手順で解きます。選択肢の英文は印刷されていないため、聞き終わってから比べるのではなく、聞きながら正解の候補を絞ります。

ここでは、Part1とPart2それぞれの解く手順を紹介します。

Part1を解く手順

Part1では、説明文が流れる前に、写真の人の動作と目立つ物を確認することが重要です。

写真を見ずに聞き始めると、4つの説明文を写真と照らし合わせる時間が足りなくなるからです。Part1を解く手順は、以下のとおりです。

  1. Directionsの間に写真を見る:問題の説明が流れている時間に、1問目の写真の人数・動作・目立つ物を確認する
  2. 説明文を1つずつ判断する:(A)〜(D)を聞きながら、写真と合うものに見当をつける
  3. マークして次の写真を見る:答えを決めたらすぐにマークし、次の問題の写真に目を移す

迷った説明文があっても、残りの説明文で写真と合わないものを外していけば、正解を絞り込めます。

Part2を解く手順

Part2では、質問の最初の数語に集中し、3つの応答を1つずつ判断することが重要です。

最初の疑問詞や「Could you」「Why don't we」などの言い出しで、ふさわしい応答の形がほぼ決まるからです。Part2を解く手順は、以下のとおりです。

  1. 最初の数語を聞き取る:疑問詞・Yes/No疑問文・選択疑問文・依頼・平叙文のどれかを見分ける
  2. 応答を1つずつ判断する:合わない応答を外しながら聞き、正解の候補を1つに絞る
  3. 迷ったら決めて次に進む:答えが決まらなくても、候補をマークして次の質問に集中する

Part2は問題と問題の間が短いため、1問で迷い続けると次の質問の冒頭を聞き逃します。迷った問題は印象で選び、次の問題に気持ちを切り替えましょう。

TOEIC Part1・2で点が取れない原因と対策

TOEIC Part1・2で点が取れない原因と対策

TOEIC Part1・2で点が取れない原因は、語彙の不足・冒頭の聞き逃し・ひっかけへの反応のどれかに分けられることが多くあります。原因によって対策が違うため、公式問題集を解いたあとに、間違えた理由を分けて振り返ることが重要です。

ここでは、Part1・2で点が取れない原因と対策を整理します。

原因

確かめ方

対策

写真の物や動作を表す単語を知らない

スクリプトを読んでも、写真のどれを指すか分からない

Part1によく出る物と動作の単語を、写真と結びつけて覚える

質問の冒頭を聞き逃している

疑問詞が何だったか思い出せない

Part2の質問文だけをディクテーションし、最初の3語を書き取る

同じ単語・似た音に反応している

聞き取れた単語を含む応答を選んで間違える

不正解の応答がなぜ合わないかを、スクリプトで1つずつ確かめる

間接的な応答に気づかない

正解の応答を、質問とずれていると感じて外している

平叙文や「予定を確認します」型の応答を、公式問題集のスクリプトで集める

原因が分かったら、以下で紹介する勉強法の中から、原因に合ったものを優先して取り入れましょう。

TOEIC Part1・2の勉強法4つ

TOEIC Part1・2の勉強法4つ

TOEIC Part1・2の勉強法は、短い英文を正確に聞き取る練習と、よく出る語彙・応答のパターンを増やす練習が中心です。Part1・2の英文は短いため、1問ずつ止めて復習しやすく、聞き取りの基礎を固める教材にも向いています。

ここでは、TOEIC Part1・2の勉強法を4つ紹介します。リスニング全体の勉強法は、TOEICリスニング対策で解説しています。

Part2の質問をディクテーションする

ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、聞こえたとおりに書き取る練習です。

Part2の質問文は短いため、聞き取れない単語や冒頭の聞き逃しを1語単位で確かめられるからです。たとえば、公式問題集のPart2の質問文だけを1文ずつ止めて書き取り、スクリプトと比べると、疑問詞や助動詞の聞き落としに気づけます。

音声のあとに続けて言うリピーティングをする

リピーティングとは、1文を聞いたあとに音声を止め、同じように声に出して言う練習です。

1文を丸ごと記憶して言い直すには、文の意味と語順を正しく理解している必要があるからです。Part1の説明文やPart2の応答は1文が短く、リピーティングの練習に使いやすい英文です。

Part1によく出る物と動作の単語を覚える

Part1の対策では、オフィス・店舗・屋外でよく見る物と、人の動作を表す単語を覚えることが重要です。

写真の物の名前が分からないと、説明文が写真のどこを指しているか判断できないからです。たとえば、「equipment(機器)」「merchandise(商品)」「vehicle(乗り物)」のように、具体的な物をまとめて表す単語もよく使われます。

間接的な応答のパターンを集める

Part2の対策では、質問に直接答えていない正解の応答を、公式問題集のスクリプトから集めておくことが効果的です。

間接的な応答は、パターンを知らないと正解を外してしまいやすいからです。たとえば、「確認します」「〜さんに聞いてください」「まだ決まっていません」のような応答を書き出しておくと、本番で同じ形の応答に気づけます。

TOEIC Part1・2対策におすすめの公式教材

TOEIC Part1・2対策の公式教材

TOEIC Part1・2対策の教材は、本番と同じ形式と音声で練習できるIIBCの公式教材が中心です。公式教材は、テストを作っているETSが制作しており、写真の種類や質問の形式が本番と同じです。

ここでは、Part1・2対策に使える公式教材を2冊紹介します。

教材

価格(税込)

内容

向いている方

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 13

3,630円

模試2回分(計400問)

本番と同じ形式・時間で通して解きたい方

公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

2,200円

リスニングの問題を372問収録(20セット)

Part1・2を含むリスニングの問題量を増やしたい方

※価格・内容は2026年10月時点・IIBC公式サイトより。

まずは公式問題集のPart1・2を解き、間違えた問題のスクリプトで原因を確かめましょう。そのほかの参考書は、TOEICの参考書・問題集おすすめで紹介しています。間違えた原因を自分で分けられず伸び悩む方は、学習の記録をもとに弱点を分析してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

まとめ

TOEIC Part1・2の解き方の要点は、以下のとおりです。

  • Part1は写真描写6問、Part2は応答25問で、リスニング100問の約3割を占める
  • Part1は人の動作と物の状態を表す動詞を聞き、写真に人がいなければ「is being+過去分詞」に注意する
  • Part2は最初の数語で質問の種類を見分け、間接的な応答が正解になることもある
  • 同じ単語・似た音を含む選択肢は、質問への応答として自然かで判断する

まずは公式問題集のPart1・2を解き、間違えた問題を「語彙・冒頭の聞き逃し・ひっかけ」に分けて振り返りましょう。Part3・4の解き方は、TOEIC Part3・4の解き方で解説しています。

よくある質問

TOEIC Part1・2は全部で何問ですか?

Part1が6問、Part2が25問で、合計31問です。Part1は写真を説明する4つの英文から1つ、Part2は質問や発言への3つの応答から1つを選びます。

TOEIC Part2の問題文は問題用紙に書かれていますか?

書かれていません。Part2は質問と3つの応答がすべて音声だけで流れ、問題用紙には何も印刷されません。音声は1度しか流れないため、最初の数語に集中して聞きます。

TOEIC Part2で質問に答えていない応答が正解になるのはなぜですか?

実際の会話と同じように、「予定を確認します」「〜さんに聞いてください」といった間接的な応答も自然なやりとりとして扱われるからです。質問の答えそのものより、応答として自然かどうかで判断します。

TOEIC Part1で「is being」の説明文はどう判断しますか?

「is being+過去分詞」は、今まさに作業をしている最中を表します。写真に作業をしている人が写っていなければ、写真と合わないことが多いため、物の状態を表す「have been」「are」の説明文と区別して聞きます。

この記事の監修

KanonTOEIC 945点

テック英語 コーチ(最先端コーチングの実践者)

  • TOEIC 945点
  • 英検1級

アメリカ留学を経て、学生時代に既に現在の英語資格を取得。最新の教育手法と若い世代への深い理解を融合させた革新的な指導アプローチで、特に学生層からの信頼が厚い。

出典・参考

  • #Part1
  • #Part2
  • #リスニング