TOEIC500点のレベルは?平均との比較・英語でできること・就活での評価【2026年最新】
この記事の結論
- TOEIC500点は公開テストの受験者の下位約4分の1にあたるスコアで、2025年度の公開テストで495点以上を取った人は全体の75.4%でした。
- IIBCのCan Doガイドでは、時刻表や看板は読めるが、聞き取りや社内文書の読解にはまだ時間がかかるレベルで、CEFRはA2、英検は準2級、相関表はレベルC(470〜725点)が目安です。
- 次の目標は、CEFRのB1と企業の参考スコアの平均に届く550点・600点です。
TOEIC L&R(Listening & Reading)で500点は、英語の基礎を学び直している方や、就活に向けて受験を始めた学生に多いスコアです。「500点は平均と比べてどうなのか」「就活で使えるのか」は、次の目標を決める前に知っておきたい点です。
500点のレベルを公式データで把握すると、今の英語力と、次に目指すスコアまでの差を判断しやすくなります。
本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、TOEIC500点の位置づけ、英語でできること、英検・CEFRとの比較、就活・転職での評価をまとめています。さらに、次に目指すスコアと、500点から伸ばすときに確認したいことも紹介します。
TOEIC500点のレベル【結論】

TOEIC500点は、受験者の下位約4分の1にあたるスコアで、相関表のレベルCに入り、日常の簡単な英語を理解し始めるレベルです。2025年度の公開テストの平均点は616点で、500点は平均より約100点低い位置です。
ここでは、TOEIC500点のレベルを早見表で整理します。
項目 | TOEIC500点の目安 |
|---|---|
受験者の中での位置 | 495点以上は受験者全体の75.4%(社会人80.6%・学生71.7%) |
平均点との比較 | 全体の平均616点、大学生の平均601点より約100点低い |
IIBCの相関表 | レベルC(470〜725点):日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる |
CEFR | A2(TOEICの225〜545点が目安)。B1は550点から |
英検 | 準2級(CEFRのA2)が目安 |
企業での評価 | 新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均555点より約50点低い |
※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「英語活用実態調査2022」より。割合とCEFRの合計点の範囲は当社が算出しました。
以下では、500点が受験者の中でどの位置にあるかから順に、TOEIC500点のレベルを具体的に解説します。
TOEIC500点は受験者の中でどのくらいの位置か

TOEIC500点は、公開テストの受験者の下位約4分の1にあたるスコアです。2025年度の公開テストで495点以上を取った人は、受験者全体の75.4%でした。
ここでは、500点前後の受験者の割合を、属性別に整理します。
属性 | 495点以上の割合 | 平均点 |
|---|---|---|
受験者全体 | 75.4% | 616点 |
社会人 | 80.6% | 649点 |
学生 | 71.7% | 592点 |
※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。割合はスコア分布から当社が累計して算出。
大学などで受けるIPテストでは、初めて受験した学生の平均は441点です。初めての受験で500点前後なら、学生の初受験としては平均を上回るスコアです。属性別の平均点は、TOEICの平均点で詳しく紹介しています。
TOEIC500点で英語でできること

TOEIC500点は、時刻表や看板は読めるが、聞き取りや社内文書の読解にはまだ時間がかかるレベルです。IIBCのCan Doガイドでは、スコア帯ごとに、受験者が英語で「できる」と答えたことがまとめられています。
ここでは、500点前後の受験者に多い組み合わせとして、Listening 250〜295点・Reading 200〜245点の欄を整理します。
Listening 250〜295点でできること
Listening 250〜295点は、ゆっくり話してもらえれば、旅行や仕事の簡単なやりとりの多くを理解できるレベルです。
IIBCのCan Doガイドでは、Listening 250〜295点の欄は、以下のとおりです。
区分 | 英語でできること |
|---|---|
できる | 該当する項目なし |
困難を伴うができる | ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの道順を理解できる/打ち解けた状況で、「How are you?」などの簡単な質問を理解できる/入国審査で滞在場所・期間・旅の目的を聞かれたとき、質問を理解できる/空港で発着時刻や搭乗ゲートの変更アナウンスを聞き取れる/自己紹介を聞いて、相手の名前や出身地を聞き取れる/次回ミーティングがいつ、どこで行われるかの説明を理解できる/商談相手の言う商品の値段を理解できる/電話で相手の名前を聞き、担当者に取り次げる |
※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。
Listening 300〜345点まで伸びると、道順の理解や簡単な質問が「できる」に入ります。
Reading 200〜245点でできること
Reading 200〜245点は、時刻表や看板なら読め、短い仕事の文書も時間をかければ理解できるレベルです。
IIBCのCan Doガイドでは、Reading 200〜245点の欄は、以下のとおりです。
区分 | 英語でできること |
|---|---|
できる | 電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる/看板を見て、どんな店かを理解できる |
困難を伴うができる | 自分宛ての簡単な仕事上のメモを読んで理解できる/自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる/電話帳で必要な情報を探せる/会議の案内などの社内文書を読んで理解できる/会議のアジェンダを読んで理解できる |
※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。
Can Doガイドは聞く・読むの項目だけで、話す・書く力は含まれていません。
TOEIC500点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC500点は、CEFRではA2、英検では準2級に近いレベルです。IIBCの相関表では、470〜725点のレベルCにあたります。
ここでは、TOEIC500点をほかの基準と比べます。
基準 | 500点の位置づけ | 説明 |
|---|---|---|
CEFR | A2 | TOEIC L&RでA2にあたるのは225〜545点(Listening 110点・Reading 115点以上)。B1は550点から |
英検 | 準2級が目安 | 英検準2級・準2級プラスの合格基準スコアはCEFRのA2にあたる |
IIBCの相関表 | レベルC(470〜725点) | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる |
※IIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」、日本英語検定協会「英検CSEスコア」より。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安です。
500点は相関表ではレベルCに入りますが、CEFRではA2です。550点(Listening 275点・Reading 275点以上)でB1に入ります。英検とTOEICの詳しい対応は、英検とTOEICの換算表で確認できます。
TOEIC500点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC500点は、就活では英語力のアピールまであと少し、転職では英語を使う求人の要件には届きにくいスコアです。新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点で、500点とは約50点の差です。
ここでは、就活と転職での500点の評価を整理します。
場面 | 500点の評価 | 根拠 |
|---|---|---|
就活(新卒採用) | 企業の参考スコアの平均にあと約50点 | 新卒採用で要件・参考にするスコアの平均は555点 |
転職(中途採用) | 英語を使う求人の要件を満たすのは難しい | スコアを要件にしている求人の約3割が「600点以上」 |
※IIBC「英語活用実態調査2022(企業・団体)」、JAC Recruitmentの求人データ(2026年3月17日時点)より。
就活で使う場合は、550〜600点を目標にすると企業の参考スコアの平均を上回れます。詳しい目安は、TOEICは就活で何点から有利?とTOEICは転職で何点から有利?で解説しています。
TOEIC500点の次に目指すスコア

TOEIC500点を取ったあとは、CEFRのB1と企業の参考スコアの平均に届く550点、そして600点を次の目標にすると、評価される場面が広がります。2025年度の公開テストで545点以上を取った人は、受験者全体の66.1%でした。
ここでは、500点と次の目標スコアの違いを整理します。
項目 | 500点 | 550点 | 600点 |
|---|---|---|---|
受験者の位置 | 495点以上は75.4% | 545点以上は66.1% | 595点以上は55.7% |
IIBCの相関表 | レベルC(470〜725点) | レベルC(470〜725点) | レベルC(470〜725点) |
CEFR | A2 | B1 | B1 |
英検の目安 | 準2級 | 2級 | 2級 |
※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」より。
550点のレベルはTOEIC550点のレベルで、600点のレベルはTOEIC600点のレベルで解説しています。
TOEIC500点から伸ばすときに確認したいこと

TOEIC500点から伸ばすには、単語と文法の抜けを埋め、Part5とPart1・2で確実に得点することが重要です。500点前後では、基礎の抜けを埋めるだけで100点近く伸びる余地があります。
500点から伸ばす前に確認したいことは、以下のとおりです。
- 単語:TOEICによく出る単語を、見てすぐに意味が分かるか
- 文法:品詞・時制・関係詞などの基本を説明できるか
- ListeningとReadingの差:スコアレポートで低い方のセクションはどちらか
- 時間配分:Readingで時間切れになっていないか
600点までの勉強時間と学習計画はTOEIC600点に必要な勉強時間で、Part5の解き方はTOEIC Part5の解き方で解説しています。独学で計画どおりに進められない方は、学習を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。
まとめ
TOEIC500点のレベルの要点は、以下のとおりです。
- 500点は公開テストの受験者の下位約4分の1で、495点以上は全体の75.4%
- Can Doガイドでは、時刻表や看板は読めるが、聞き取りや社内文書の読解にはまだ時間がかかる段階
- 相関表ではレベルCに入るが、CEFRではA2、英検では準2級が目安
- 次の目標は、CEFRのB1と企業の参考スコアの平均に届く550点・600点
まずはスコアレポートでListeningとReadingの内訳を確認し、低い方のセクションの基礎から固めましょう。
よくある質問
TOEIC500点は低いですか?
2025年度の公開テストで495点以上を取った人は受験者全体の75.4%で、500点は受験者の下位約4分の1にあたるスコアです。平均点は616点のため、平均より116点ほど低い位置にあります。
TOEIC500点は英検だと何級ですか?
CEFRで比べると、TOEIC500点はA2にあたり、英検では準2級が目安です。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安として考えましょう。
TOEIC500点は就活で使えますか?
新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点です。500点は平均より低いため、就活で英語力をアピールするなら550〜600点以上を目標にしましょう。
TOEIC500点の次は何点を目指すべきですか?
CEFRのB1と企業の参考スコアの平均に届く550点、そして600点が次の目標です。2025年度の公開テストで545点以上を取った人は、受験者全体の66.1%でした。

この記事の監修
ShinTOEIC 990点
テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)
- TOEIC 990点
- 英検1級
長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。
出典・参考