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初心者・〜500点

TOEIC400点のレベルは?受験者の位置・英語でできること・次の目標【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEIC400点は公開テストの受験者の下位約1割にあたるスコアで、2025年度の公開テストで395点以上を取った人は全体の89.6%でした。
  • IIBCのCan Doガイドでは、道順や簡単な質問、時刻表や看板などの短い英語を、時間をかければ理解できるレベルで、CEFRはA2、英検は準2級、相関表はレベルD(220〜465点)が目安です。
  • 次の目標は、相関表のレベルCに入る470点と500点です。

TOEIC L&R(Listening & Reading)で400点は、英語の基礎がまだ固まっていない段階の方に多いスコアです。「400点は低いのか」「就活や転職で使えるのか」は、次の目標を決める前に知っておきたい点です。

400点のレベルを公式データで把握すると、今の英語力と、次に目指すスコアまでの差を判断しやすくなります。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、TOEIC400点の位置づけ、英語でできること、英検・CEFRとの比較、就活・転職での評価をまとめています。さらに、次に目指すスコアと、400点から伸ばすときに確認したいことも紹介します。

TOEIC400点のレベル【結論】

TOEIC400点のレベルの早見表

TOEIC400点は、受験者の下位約1割にあたるスコアで、ゆっくり話してもらえれば簡単な会話を理解できるレベルです。IIBCの相関表ではレベルD(220〜465点)にあたり、470点を超えるとレベルCに入ります。

ここでは、TOEIC400点のレベルを早見表で整理します。

項目

TOEIC400点の目安

受験者の中での位置

395点未満は受験者全体の10.4%(395点以上は89.6%)

平均点との比較

全体の平均616点より約200点低い

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点):通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる

CEFR

A2(TOEICの225〜545点が目安)

英検

準2級(CEFRのA2)が目安

次の目標

相関表のレベルCに入る470点、500点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「英語活用実態調査2022」より。割合とCEFRの合計点の範囲は当社が算出しました。

以下では、400点が受験者の中でどの位置にあるかから順に、TOEIC400点のレベルを具体的に解説します。

TOEIC400点は受験者の中でどのくらいの位置か

TOEIC400点は受験者の中でどのくらいの位置か

TOEIC400点は、公開テストの受験者の下位約1割にあたるスコアです。2025年度の公開テストで395点以上を取った人は、受験者全体の89.6%でした。

ここでは、400点前後の受験者の割合を、属性別に整理します。

属性

395点以上の割合

平均点

受験者全体

89.6%

616点

社会人

91.8%

649点

学生

88.1%

592点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。割合はスコア分布から当社が累計して算出。

大学などで受けるIPテストでは、初めて受験した学生の平均は441点です。初めての受験で400点前後なら、学生の初受験としては平均に近いスコアといえます。属性別の平均点は、TOEICの平均点で詳しく紹介しています。

TOEIC400点で英語でできること

TOEIC400点で英語でできること

TOEIC400点は、道順や簡単な質問、時刻表や看板などの短い英語を、時間をかければ理解できるレベルです。IIBCのCan Doガイドでは、スコア帯ごとに、受験者が英語で「できる」と答えたことがまとめられています。

ここでは、400点前後の受験者に多い組み合わせとして、Listening 200〜245点・Reading 150〜195点の欄を整理します。

Listening 200〜245点でできること

Listening 200〜245点は、ゆっくり話してもらえれば、旅行や仕事の簡単なやりとりを理解できることがあるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Listening 200〜245点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

該当する項目なし

困難を伴うができる

ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの道順を理解できる/打ち解けた状況で、「How are you?」などの簡単な質問を理解できる/入国審査で滞在場所・期間・旅の目的を聞かれたとき、質問を理解できる/空港で発着時刻や搭乗ゲートの変更アナウンスを聞き取れる/自己紹介を聞いて、相手の名前や出身地を聞き取れる/次回ミーティングがいつ、どこで行われるかの説明を理解できる/商談相手の言う商品の値段を理解できる

できない

電話で相手の名前を聞き、担当者に取り次げる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。

電話で相手の名前を聞いて取り次ぐことは「できない」に入っており、ビジネスの電話対応はまだ難しい段階です。

Reading 150〜195点でできること

Reading 150〜195点は、短い文書なら、時間をかけて内容をつかめるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Reading 150〜195点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

該当する項目なし

困難を伴うができる

電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる/看板を見て、どんな店かを理解できる/自分宛ての簡単な仕事上のメモを読んで理解できる/自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる/電話帳で必要な情報を探せる/会議の案内などの社内文書を読んで理解できる/会議のアジェンダを読んで理解できる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。

「できる」に入る項目はまだなく、時刻表やメモも時間をかければ読める段階です。Can Doガイドは聞く・読むの項目だけで、話す・書く力は含まれていません。

TOEIC400点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC400点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC400点は、CEFRではA2、英検では準2級に近いレベルです。IIBCの相関表では、220〜465点のレベルDにあたります。

ここでは、TOEIC400点をほかの基準と比べます。

基準

400点の位置づけ

説明

CEFR

A2

TOEIC L&RでA2にあたるのは225〜545点(Listening 110点・Reading 115点以上)。B1は550点から

英検

準2級が目安

英検準2級・準2級プラスの合格基準スコアはCEFRのA2にあたる

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点)

通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる

※IIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」、日本英語検定協会「英検CSEスコア」より。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安です。

400点はレベルDの上の方で、あと70点の470点でレベルCに入ります。英検とTOEICの詳しい対応は、英検とTOEICの換算表で確認できます。

TOEIC400点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC400点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC400点は、就活や転職で英語力のアピールに使うのは難しいスコアです。新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点で、400点とは約150点の差があります。

ここでは、就活と転職での400点の評価を整理します。

場面

400点の評価

根拠

就活(新卒採用)

英語力のアピールには届きにくい

新卒採用で要件・参考にするスコアの平均は555点

転職(中途採用)

英語を使う求人の要件を満たすのは難しい

スコアを要件にしている求人の約3割が「600点以上」

※IIBC「英語活用実態調査2022(企業・団体)」、JAC Recruitmentの求人データ(2026年3月17日時点)より。

英語の要件がない企業では、400点でも選考に影響しないことが多くあります。履歴書にスコアを書くかの判断は、TOEICは履歴書に何点から書ける?を参考にしてください。詳しい目安は、TOEICは就活で何点から有利?とTOEICは転職で何点から有利?で解説しています。

TOEIC400点の次に目指すスコア

TOEIC400点の次に目指すスコア

TOEIC400点を取ったあとは、相関表のレベルCに入る470点と、500点を次の目標にすると、評価される場面が広がります。2025年度の公開テストで495点以上を取った人は、受験者全体の75.4%でした。

ここでは、400点と次の目標スコアの違いを整理します。

項目

400点

500点

600点

受験者の位置

395点以上は89.6%

495点以上は75.4%

595点以上は55.7%

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点)

レベルC(470〜725点)

レベルC(470〜725点)

CEFR

A2

A2

B1

英検の目安

準2級

準2級

2級

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」より。

500点のレベルはTOEIC500点のレベルで、600点のレベルはTOEIC600点のレベルで解説しています。

TOEIC400点から伸ばすときに確認したいこと

TOEIC400点から伸ばすときに確認したいこと

TOEIC400点から伸ばすには、中学・高校の基本文法とTOEICによく出る単語を固め、短い問題から得点することが重要です。400点前後では、Part1・2とPart5の基本問題で取りこぼしを減らすと、スコアが伸びやすくなります。

400点から伸ばす前に確認したいことは、以下のとおりです。

  • 基本文法:中学・高校の文法に抜けがないか
  • TOEICによく出る単語:単語帳を1冊決めて、毎日続けているか
  • 短いPartの正答率:Part1・2とPart5で取りこぼしが多くないか
  • 問題形式への慣れ:公式問題集で本番と同じ形式を経験したか

初めての方の進め方はTOEIC初心者がまずやることで、600点までの勉強時間はTOEIC600点に必要な勉強時間で解説しています。独学で計画どおりに進められない方は、学習を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

まとめ

TOEIC400点のレベルの要点は、以下のとおりです。

  • 400点は公開テストの受験者の下位約1割で、395点以上は全体の89.6%
  • Can Doガイドでは、道順や簡単な質問、時刻表などを時間をかければ理解できる段階
  • CEFRではA2、英検では準2級が目安、相関表ではレベルDの上の方
  • 次の目標は、相関表のレベルCに入る470点と500点

まずは基本文法と単語を固め直し、Part1・2とPart5の基本問題から得点を積み上げましょう。

よくある質問

TOEIC400点は低いですか?

2025年度の公開テストで395点以上を取った人は受験者全体の89.6%で、400点は受験者の下位約1割にあたるスコアです。平均点は616点のため、平均より216点ほど低い位置にあります。

TOEIC400点は英検だと何級ですか?

CEFRで比べると、TOEIC400点はA2にあたり、英検では準2級が目安です。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安として考えましょう。

TOEIC400点は就活で使えますか?

新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点です。400点は平均より低いため、就活で英語力をアピールするなら550〜600点以上を目標にしましょう。

TOEIC400点の次は何点を目指すべきですか?

相関表のレベルCに入る470点と、500点が次の目標です。2025年度の公開テストで495点以上を取った人は、受験者全体の75.4%でした。

この記事の監修

ShinTOEIC 990点

テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)

  • TOEIC 990点
  • 英検1級

長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。

出典・参考

  • #400点
  • #レベル
  • #CEFR
  • #英検