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初心者・〜500点

TOEIC300点のレベルは?下位何%か・英語でできること・次の目標【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEIC300点は公開テストの受験者の下位約3%にあたるスコアで、2025年度の公開テストで295点以上を取った人は全体の97.5%でした。
  • IIBCのCan Doガイドでは、簡単なあいさつや道順の説明を、ゆっくり話してもらってようやく理解できるレベルで、CEFRはA2、英検は準2級、相関表はレベルD(220〜465点)が目安です。
  • 次の目標は400点、相関表のレベルCに入る470点、500点です。

TOEIC L&R(Listening & Reading)で300点は、英語の学習を始めたばかりの方や、久しぶりに英語に触れる方に多いスコアです。「300点はどのくらい低いのか」「ここからどこを目指せばよいのか」は、学習を始める前に知っておきたい点です。

300点のレベルを公式データで把握すると、今の英語力と、次に目指すスコアまでの差を判断しやすくなります。

本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式データをもとに、TOEIC300点の位置づけ、英語でできること、英検・CEFRとの比較、就活・転職での評価をまとめています。さらに、次に目指すスコアと、300点から伸ばすときに確認したいことも紹介します。

TOEIC300点のレベル【結論】

TOEIC300点のレベルの早見表

TOEIC300点は、受験者の下位約3%にあたるスコアで、ゆっくり話してもらっても簡単な英語を理解するのに苦労するレベルです。2025年度の公開テストで295点以上を取った人は受験者全体の97.5%で、まずは中学レベルの単語と文法を固め直す段階です。

ここでは、TOEIC300点のレベルを早見表で整理します。

項目

TOEIC300点の目安

受験者の中での位置

295点未満は受験者全体の2.5%(295点以上は97.5%)

平均点との比較

全体の平均616点より約300点低い

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点):通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる

CEFR

A2(TOEICの225〜545点が目安)

英検

準2級(CEFRのA2)が目安

次の目標

400点、相関表のレベルCに入る470点、500点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「英語活用実態調査2022」より。割合とCEFRの合計点の範囲は当社が算出しました。

以下では、300点が受験者の中でどの位置にあるかから順に、TOEIC300点のレベルを具体的に解説します。

TOEIC300点は受験者の中でどのくらいの位置か

TOEIC300点は受験者の中でどのくらいの位置か

TOEIC300点は、公開テストの受験者の下位約3%にあたるスコアです。2025年度の公開テストで295点以上を取った人は、受験者全体の97.5%でした。

ここでは、300点前後の受験者の割合を、属性別に整理します。

属性

295点以上の割合

平均点

受験者全体

97.5%

616点

社会人

98.0%

649点

学生

97.2%

592点

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。割合はスコア分布から当社が累計して算出。

公開テストは英語の学習に取り組んでいる方の受験が多いため、300点は受験者の中では低い位置になります。一方、大学などで受けるIPテストでは、初めて受験した学生の平均は441点で、300点台から始める方も少なくありません。属性別の平均点は、TOEICの平均点で詳しく紹介しています。

TOEIC300点で英語でできること

TOEIC300点で英語でできること

TOEIC300点は、簡単なあいさつや道順の説明を、ゆっくり話してもらってようやく理解できるレベルです。IIBCのCan Doガイドでは、スコア帯ごとに、受験者が英語で「できる」と答えたことがまとめられています。

ここでは、300点前後の受験者に多い組み合わせとして、Listening 150〜195点・Reading 100〜145点の欄を整理します。

Listening 150〜195点でできること

Listening 150〜195点は、ゆっくり話してもらえれば、簡単な質問や道順を理解できるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Listening 150〜195点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

該当する項目なし

困難を伴うができる

ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの道順を理解できる/打ち解けた状況で、「How are you?」などの簡単な質問を理解できる

できない

入国審査で滞在場所・期間・旅の目的を聞かれたとき、質問を理解できる/空港で発着時刻や搭乗ゲートの変更アナウンスを聞き取れる/自己紹介を聞いて、相手の名前や出身地を聞き取れる/次回ミーティングがいつ、どこで行われるかの説明を理解できる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。

空港のアナウンスや自己紹介の聞き取りは「できない」に入っており、まずは中学レベルの単語を音で覚えることが必要です。

Reading 100〜145点でできること

Reading 100〜145点は、時刻表や看板など、短い英語なら時間をかけて読めるレベルです。

IIBCのCan Doガイドでは、Reading 100〜145点の欄は、以下のとおりです。

区分

英語でできること

できる

該当する項目なし

困難を伴うができる

電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる/看板を見て、どんな店かを理解できる/自分宛ての簡単な仕事上のメモを読んで理解できる/自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる/電話帳で必要な情報を探せる

できない

会議の案内などの社内文書を読んで理解できる/会議のアジェンダを読んで理解できる

※IIBC「TOEIC L&R 参考情報」Can Doガイド【社会人用】より。受験者へのアンケート調査の結果をまとめたもので、一部の項目を抜粋しています。

社内文書や会議のアジェンダの読解は「できない」に入っています。Can Doガイドは聞く・読むの項目だけで、話す・書く力は含まれていません。

TOEIC300点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC300点を英検・CEFR・相関表で比べると

TOEIC300点は、CEFRではA2、英検では準2級に近いレベルです。IIBCの相関表では、220〜465点のレベルDにあたります。

ここでは、TOEIC300点をほかの基準と比べます。

基準

300点の位置づけ

説明

CEFR

A2

TOEIC L&RでA2にあたるのは225〜545点(Listening 110点・Reading 115点以上)。B1は550点から

英検

準2級が目安

英検準2級・準2級プラスの合格基準スコアはCEFRのA2にあたる

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点)

通常会話で最低限のコミュニケーションができる。ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる

※IIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」、日本英語検定協会「英検CSEスコア」より。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安です。

CEFRのA2は225〜545点と幅が広く、300点はA2の下の方にあたります。英検とTOEICの詳しい対応は、英検とTOEICの換算表で確認できます。

TOEIC300点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC300点は就活・転職でどう評価されるか

TOEIC300点は、就活や転職で英語力のアピールに使うのは難しいスコアです。新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点で、300点とは約250点の差があります。

ここでは、就活と転職での300点の評価を整理します。

場面

300点の評価

根拠

就活(新卒採用)

履歴書に書いて英語力をアピールするのは難しい

新卒採用で要件・参考にするスコアの平均は555点

転職(中途採用)

英語を使う求人の要件を満たすのは難しい

スコアを要件にしている求人の約3割が「600点以上」

※IIBC「英語活用実態調査2022(企業・団体)」、JAC Recruitmentの求人データ(2026年3月17日時点)より。

英語の要件がない企業では、300点でも選考に影響しないことが多くあります。応募先が要件を設けている場合は、受験日から逆算して準備を始めましょう。詳しい目安は、TOEICは就活で何点から有利?とTOEICは転職で何点から有利?で解説しています。

TOEIC300点の次に目指すスコア

TOEIC300点の次に目指すスコア

TOEIC300点を取ったあとは、400点、そして相関表のレベルCに入る470点と、500点を次の目標にすると、評価される場面が広がります。まずは100点上の400点を目標にすると、伸びを実感しやすくなります。

ここでは、300点と次の目標スコアの違いを整理します。

項目

300点

400点

500点

受験者の位置

295点以上は97.5%

395点以上は89.6%

495点以上は75.4%

IIBCの相関表

レベルD(220〜465点)

レベルD(220〜465点)

レベルC(470〜725点)

CEFR

A2

A2

A2

英検の目安

準2級

準2級

準2級

※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング」より。

400点のレベルはTOEIC400点のレベルで、500点のレベルはTOEIC500点のレベルで解説しています。

TOEIC300点から伸ばすときに確認したいこと

TOEIC300点から伸ばすときに確認したいこと

TOEIC300点から伸ばすには、TOEICの問題を解く前に、中学レベルの単語と文法を固め直すことが重要です。300点前後では、問題の解き方より先に、英文の意味が分かる基礎が必要です。

300点から伸ばす前に確認したいことは、以下のとおりです。

  • 中学レベルの単語:教科書レベルの単語を、見てすぐに意味が分かるか
  • 中学レベルの文法:時制・助動詞・受け身などを説明できるか
  • TOEICの形式:Part1〜7の問題の形式と時間を知っているか
  • 毎日の学習時間:1日30分でも、毎日続ける時間を決めているか

TOEICを初めて受ける方の進め方はTOEIC初心者がまずやることで、600点までの勉強時間はTOEIC600点に必要な勉強時間で解説しています。独学で計画どおりに進められない方は、学習を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

まとめ

TOEIC300点のレベルの要点は、以下のとおりです。

  • 300点は公開テストの受験者の下位約3%で、295点以上は全体の97.5%
  • Can Doガイドでは、ゆっくり話してもらえれば簡単な質問や道順を理解でき、時刻表や看板なら読めるレベル
  • CEFRではA2の下の方、英検では準2級が目安、相関表ではレベルD
  • 次の目標は400点、相関表のレベルCに入る470点、500点

まずは中学レベルの単語と文法を固め直し、TOEICの問題形式を確認してから、400点を目標に学習を始めましょう。

よくある質問

TOEIC300点は低いですか?

2025年度の公開テストで295点以上を取った人は受験者全体の97.5%で、300点は受験者の下位約3%にあたるスコアです。平均点は616点のため、平均より316点ほど低い位置にあります。

TOEIC300点は英検だと何級ですか?

CEFRで比べると、TOEIC300点はA2にあたり、英検では準2級が目安です。英検とTOEICは測る技能が違うため、CEFRを通したレベルの目安として考えましょう。

TOEIC300点は就活で使えますか?

新卒採用で企業が要件・参考にするスコアの平均は555点です。300点は平均より低いため、就活で英語力をアピールするなら550〜600点以上を目標にしましょう。

TOEIC300点の次は何点を目指すべきですか?

400点、そして相関表のレベルCに入る470点と、500点が次の目標です。まずは100点上の400点を目標にすると、伸びを実感しやすくなります。

この記事の監修

ShinTOEIC 990点

テック英語 コーチ(コンプレックスからの脱却者)

  • TOEIC 990点
  • 英検1級

長年の「英語コンプレックス」を克服した経験を活かし、初学者から高得点者まで寄り添ったコーチングを展開。自信が持てない多くのTOEIC学習者を二人三脚で伴走していくことを得意とする。

出典・参考

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  • #CEFR
  • #英検