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スコアの目安・平均点

TOEICとTOEFLの換算表|CEFRで比べたスコアの目安と違い【2026年最新】

この記事の結論

  • TOEICとTOEFLを直接換算する公式の表はなく、CEFRを使うと同じレベルにあたるスコアの目安を比べられます。
  • CEFRのB2はTOEIC L&R 785〜940点、TOEFL iBTの4〜4.5(0〜120で72以上)、C1はTOEIC 945点以上とTOEFL 5〜5.5が目安です。
  • TOEFL iBTは2026年1月21日から1〜6のスコアで表示され、就職・昇進はTOEIC、英語圏への留学はTOEFLを提出先の条件に合わせて選びます。

TOEIC L&R(Listening & Reading)とTOEFL iBTは、どちらもETSが開発する英語のテストです。「TOEICの点数はTOEFLで何点にあたるのか」「留学や就職にはどちらを受けるべきか」は、よく検索される疑問です。

TOEICとTOEFLのスコアの関係と違いを把握すると、手持ちのスコアで出願や応募の条件を満たせるかを判断でき、受けるテストを迷わずに選べます。

本記事では、ETSとIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式資料をもとに、CEFRを使ったTOEICとTOEFLのスコアの対応をまとめています。2026年1月に変わったTOEFL iBTのスコアの見方も整理しました。さらに、2つのテストの違いと、目的別の選び方も紹介します。

TOEICとTOEFLの換算の結論:CEFRで比べた早見表

TOEICとTOEFLの換算:CEFRで比べた早見表

TOEICとTOEFLのスコアは、国際的な英語力の基準であるCEFRを使うと、同じレベルにあたるスコアの目安を比べられます。TOEFL iBTは2026年1月から1〜6のスコアで表示されるようになり、CEFRとの対応がより分かりやすくなりました。

ここでは、CEFRのレベルごとに、TOEIC L&RとTOEFL iBTのスコアの目安を整理します。

CEFR

TOEIC L&R

TOEFL iBT(1〜6)

TOEFL iBT(0〜120の参考値)

C2

設定なし(N/A)

6

114以上

C1

945点以上(L490・R455以上)

5〜5.5

95以上

B2

785〜940点(L400・R385以上)

4〜4.5

72以上

B1

550〜780点(L275・R275以上)

3〜3.5

44以上

A2

225〜545点(L110・R115以上)

2〜2.5

24以上

A1

120〜220点(L60・R60以上)

1〜1.5

0以上

※TOEFL iBTはETS「A banded score scale for the TOEFL iBT test」(2026年4月)、TOEIC L&RはIIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング方法について」より。TOEICの合計点の範囲は、ListeningとReadingそれぞれの最低スコアの合計から当社が算出しました。

上の表は、同じCEFRレベルにあたるスコアの目安で、TOEICとTOEFLの点数を1点単位で置き換えるものではありません。以下では、直接の換算表がない理由から順に、TOEICとTOEFLのスコアの見方を具体的に解説します。

TOEICとCEFRの対応の詳細はTOEICとCEFRの対応で、IELTSとの比べ方はTOEICとIELTSの換算表で解説しています。

TOEICとTOEFLを直接換算する公式の表はない

TOEICとTOEFLを直接換算する公式の表はない

TOEICとTOEFLは、測る技能と問題の場面が違うため、点数をそのまま置き換える公式の換算表は公開されていません。2026年10月時点で、ETSとIIBCが公開しているのは、それぞれのテストとCEFRとの対応です。

ここでは、TOEICとTOEFLを比べるときに知っておきたい点を整理します。

  • 測る技能が違う:TOEIC L&Rは聞く・読むの2技能、TOEFL iBTは聞く・読む・書く・話すの4技能
  • 問題の場面が違う:TOEICはビジネスと日常生活、TOEFLは大学の授業やキャンパスでの生活
  • 計算式の換算表は出典が確認できない:インターネット上にはTOEICの点数から計算する換算式が出回っているが、ETSとIIBCの現在の公式サイトでは確認できない

上記のため、TOEICのスコアでTOEFLの出願条件を満たせるかを判断することはできません。留学先がTOEFLのスコアを求めている場合は、TOEFLを受験する必要があります。

TOEFL iBTのスコアは2026年1月から1〜6で表示

TOEFL iBTのスコアは2026年1月から1〜6で表示

TOEFL iBTのスコアは、2026年1月21日以降の受験から、0.5刻みの1〜6のスコアで表示されています。総合スコアは、Reading・Listening・Writing・Speakingの4つのセクションスコアの平均を、0.5刻みに四捨五入したものです。

ここでは、1〜6のスコアと、2026年1月までの0〜120のスコアとの対応を整理します。

1〜6のスコア

0〜120の参考値

CEFR

6

114以上

C2

5.5

107以上

C1

5

95以上

C1

4.5

86以上

B2

4

72以上

B2

3.5

58以上

B1

3

44以上

B1

2.5

34以上

A2

2

24以上

A2

※ETS「A banded score scale for the TOEFL iBT test」(2026年4月)、TOEFLテスト日本事務局「TOEFL iBTのスコアについて」より(2026年10月時点)。

2026年1月21日から2年間は、スコアレポートに1〜6のスコアと、対応する0〜120の参考値の両方が記載されます。出願先の条件が「80点以上」のように0〜120で書かれている場合は、上の表で1〜6のスコアに置き換えて確認しましょう。

TOEICとTOEFLの違い

TOEICとTOEFLの違い

TOEICとTOEFLの最も大きな違いは、TOEICが職場や日常で英語を使う力を測るのに対し、TOEFLは英語で大学の授業を受ける力を測る点です。測る技能・試験の形式・受験料・結果が出るまでの日数も違います。

ここでは、TOEIC L&RとTOEFL iBTを主な項目で比較します。

項目

TOEIC L&R

TOEFL iBT

測る技能

聞く・読む

聞く・読む・書く・話す

問題の場面

ビジネス・日常生活

大学の授業・キャンパスでの生活

形式

マークシート方式・200問

コンピューターで受験(会場または自宅)

試験時間

約2時間

約2時間(説明の時間を含む目安)

スコア

10〜990点(5点刻み)

1〜6(0.5刻み)。2年間は0〜120の参考値も記載

受験料

7,810円(税込)

US$195

結果が出るまで

試験日から17日後

テスト日から3日以内

主な提出先

就職・転職・昇進など企業での評価

英語圏の大学・大学院への留学

※2026年10月時点・IIBC公式サイト、ETS公式サイト、TOEFLテスト日本事務局公式サイトより。TOEICの受験料は紙の公式認定証を希望しない場合7,700円。

TOEICは日本の企業で広く使われている一方、TOEFLは海外の大学・大学院の出願で使われることが多いテストです。どちらのスコアが必要かは、提出先の条件で決まります。TOEICの仕組みと受験料の詳細は、TOEICとは?受験料・試験形式・申し込みの流れで解説しています。

目的別:TOEICとTOEFLのどちらを受けるべきか

目的別:TOEICとTOEFLのどちらを受けるべきか

TOEICとTOEFLのどちらを受けるかは、スコアを提出する先と目的で決めるのが基本です。同じ英語力でも、提出先が求めていないテストのスコアは評価されないことがあります。

ここでは、目的別に受けるテストの目安を整理します。

目的

受けるテストの目安

確認すること

就活・転職・昇進

TOEIC L&R

応募先や社内で求められる点数

英語圏の大学・大学院への留学

TOEFL iBT

出願先がTOEFLかIELTSのどちらを受け付けるか、求めるスコア

国内の大学院入試・大学の単位認定

募集要項で指定されたテスト

TOEIC・TOEFLのどちらを、何点以上で認めるか

話す・書く力も証明したい

TOEFL iBT、またはTOEIC S&W

4技能のスコアを求められているか

※当社の目安です。最終的には、提出先の募集要項を確認してください。

就職や転職でTOEICの何点が評価されるかは、TOEICは就活で何点から有利?とTOEICは転職で何点から有利?で解説しています。

TOEICのスコアからTOEFLの目安を考えるときの注意点

TOEICのスコアからTOEFLの目安を考えるときの注意点

TOEICのスコアからTOEFLの目安を考える際は、CEFRの対応はあくまでレベルの目安で、TOEFLで同じレベルのスコアが取れることを示すものではない点に注意が必要です。2つのテストは測る技能が違うため、同じ人でもCEFRのレベルがずれることがあります。

TOEICのスコアをもとにTOEFLの準備を考えるときの注意点は、以下のとおりです。

  • 書く・話す力はTOEICで測れない:TOEFLのWritingとSpeakingは、TOEIC L&Rのスコアから予測できない
  • 語彙の分野が違う:TOEFLは学術的な語彙が中心で、ビジネスの語彙が中心のTOEICとは出る単語が違う
  • 古い換算表を使わない:0〜120や、2026年より前の形式を前提にした換算表は、2026年1月以降の1〜6のスコアに対応していない
  • TOEFLの模擬問題で確かめる:TOEFLテスト日本事務局はサンプル問題集や解説動画を公開しており、形式を確かめられる

TOEICでB2(785点以上)にあたるスコアがあっても、TOEFLの出願条件を満たせるかは、TOEFLを受験して確かめる必要があります。TOEICのスコアごとの英語力の目安は、TOEICの点数とレベルの目安一覧で確認できます。

TOEICとTOEFLの勉強の違い

TOEICとTOEFLの勉強の違い

TOEICとTOEFLの勉強は、単語・文法・リスニングの基礎は共通しますが、問題の場面と求められる技能が違うため、対策の中心が変わります。TOEICで身につけた基礎は、TOEFLの準備の土台として使えます。

ここでは、TOEICとTOEFLの勉強で共通する点と違う点を整理します。

項目

TOEIC L&R

TOEFL iBT

単語

ビジネス・日常生活の語彙

大学の授業で使う学術的な語彙

リスニング

会話・アナウンス・トーク

学術的な講義・会話・アナウンス

リーディング

メール・広告・記事などのビジネス文書

学術的な文章や日常生活の文書

書く・話す

出題されない

メールや意見を書く、インタビューに答えるなどの課題がある

※ETS公式サイト「TOEFL iBT Test Content」、IIBC公式サイトより(2026年10月時点)。

就職や昇進のためにTOEICのスコアを伸ばしたい方は、TOEICの形式に絞って対策するほうが効率的です。TOEICの勉強の進め方はTOEICの勉強法で解説しています。独学で計画どおりに進められない方は、学習を管理してくれるコーチングも選択肢になります。コーチングが自分に合うかは、英語コーチングは意味ない?で判断できます。

まとめ

TOEICとTOEFLの換算と違いの要点は、以下のとおりです。

  • TOEICとTOEFLを直接換算する公式の表はなく、CEFRを使うと同じレベルにあたるスコアの目安を比べられる
  • CEFRのB2はTOEIC 785〜940点、TOEFL iBTの4〜4.5(0〜120で72以上)が目安
  • TOEFL iBTは2026年1月21日から1〜6のスコアで表示され、2年間は0〜120の参考値も記載される
  • 就職・昇進はTOEIC、英語圏への留学はTOEFLが基本で、最終的には提出先の条件で選ぶ

まずは提出先の募集要項を確認し、必要なテストと目標スコアを決めましょう。英検とTOEICの対応は、英検とTOEICの換算表で紹介しています。

よくある質問

TOEIC800点はTOEFLで何点くらいですか?

TOEIC 800点はCEFRのB2にあたり、TOEFL iBTでB2にあたるのは1〜6のスコアで4〜4.5(0〜120で72以上)です。ただし、TOEFLは書く・話す力も測るため、同じレベルのスコアが取れるとは限りません。

TOEFL 80点はTOEICで何点くらいですか?

TOEFL iBTの0〜120で80点は、1〜6のスコアでは4にあたり、CEFRのB2が目安です。TOEIC L&RでB2にあたるのは785〜940点ですが、測る技能が違うため、あくまでレベルの目安です。

TOEICとTOEFLの換算式は正しいですか?

インターネット上にはTOEICの点数から計算する換算式が出回っていますが、2026年10月時点でETSとIIBCの公式サイトでは確認できません。比べるときは、各テストとCEFRとの公式の対応を使いましょう。

就活や転職ではTOEICとTOEFLのどちらが有利ですか?

日本の企業ではTOEIC L&Rのスコアが広く使われているため、就活や転職ではTOEICが基本です。留学経験などでTOEFLのスコアがある場合は、応募先が受け付けるかを確認してから書きましょう。

この記事の監修

RyoyaTOEIC 980点

テック英語 コーチ(英語コーチングのパイオニア)

  • TOEIC 980点
  • 英検1級
  • IELTS 7.0

オーストラリア在住の日本人英語教育者。多岐にわたる英語資格のコーチングを経験。豊富な指導経験を基に、年齢や背景を問わず、あらゆる学習者のコーチングを得意とする。

出典・参考

  • #TOEFL
  • #CEFR
  • #換算
  • #スコアの目安