TOEICスピーキングテストとは?問題形式と平均点・問題別の対策
この記事の結論
- TOEICスピーキングテストは、約20分で11問に答え、0〜200点のスコアで話す力を測るテストです。
- 問題は音読、写真描写、応答、提示された情報に基づく応答、意見を述べるの5種類で、2025年度の公開テストの平均は131.5点でした。
- 問題ごとに答え方の型を決め、時間を計って録音しながら練習すると、本番で時間内に話し切れるようになります。
TOEICスピーキングテストは、英語で話す力をパソコンとヘッドセットで測るTOEICのテストです。「どんな問題が出るのか」「何点を目指せばよいのか」が分からず、対策の始め方に迷う方は多いはずです。
スピーキングテストの問題形式と時間を把握すると、問題ごとの答え方を準備でき、本番で時間内に話し切れるようになります。
本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式情報とデータをもとに、スピーキングテストの形式と平均スコア、受験料をまとめています。さらに、問題別の対策と、おすすめの教材も紹介します。
TOEICスピーキングテストの要点【結論】

TOEICスピーキングテストは、約20分で11問に答え、0〜200点のスコアで話す力を測るテストです。2025年度の公開テストの平均は131.5点で、スピーキングのみの受験料は6,930円(通常申込期間)です。
ここでは、TOEICスピーキングテストの要点を早見表で整理します。
項目 | 要点 |
|---|---|
時間・問題数 | 約20分・11問 |
問題の種類 | 音読、写真描写、応答、提示された情報に基づく応答、意見を述べる |
スコア | 0〜200点(10点刻み) |
平均スコア | 131.5点(2025年度・公開テスト) |
受験料(税込) | スピーキングのみ6,930円、S&W 10,450円(通常申込期間) |
※IIBC公式サイト、IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」より。
以下では、問題形式から順に、TOEICスピーキングテストの対策を具体的に解説します。
TOEICスピーキングテストの問題形式

TOEICスピーキングテストは、5種類・11問の問題に、決められた準備時間と解答時間で答える形式です。最後の意見を述べる問題だけ、0〜5の採点で配点が大きくなっています。
ここでは、TOEICスピーキングテストの問題形式を整理します。
問題 | 内容 | 準備時間 | 解答時間 | 採点 |
|---|---|---|---|---|
1〜2:音読 | アナウンスや広告などの短い英文を音読する | 45秒 | 45秒 | 0〜3 |
3〜4:写真描写 | 写真の内容を説明する | 45秒 | 30秒 | 0〜3 |
5〜7:応答 | インタビューや電話の質問に答える | なし | 15〜30秒 | 0〜3 |
8〜10:提示された情報に基づく応答 | 予定表などの資料をもとに質問に答える | 45秒 | 15〜30秒 | 0〜3 |
11:意見を述べる | テーマについて、意見と理由を述べる | 45秒 | 60秒 | 0〜5 |
※IIBC公式サイト「テスト問題の構成」より。
応答問題(5〜7)は準備時間がないため、質問を聞いてすぐに話し始める練習が欠かせません。
TOEICスピーキングテストの平均スコアと目安

2025年度の公開テストのスピーキングの平均は、全体131.5点、社会人133.7点、学生128.2点でした。受験者は12,207人で、L&Rより受験者数はずっと少なくなっています。
ここでは、TOEICスピーキングテストの平均スコアを整理します。
区分 | 受験者数 | 平均スコア |
|---|---|---|
全体 | 12,207人 | 131.5点 |
社会人 | 7,283人 | 133.7点 |
学生 | 4,924人 | 128.2点 |
※IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度・公開テスト)より。
会社の昇進要件などでスコアを求められている場合は、会社の基準点を確かめ、平均の131.5点との差から準備の量を決めるのがおすすめです。
TOEICスピーキングテストの問題別の対策

TOEICスピーキングテストの対策は、問題ごとに答え方の型を決め、時間を計って声に出す練習を繰り返すことが基本です。問題の種類によって、伸ばすべき力が違います。
ここでは、問題別の対策のポイントを整理します。
問題 | 対策のポイント |
|---|---|
音読 | 準備時間に意味の区切りと強く読む語を確かめ、固有名詞や数字を正しく発音する |
写真描写 | 場所→人物→動作→周りの物の順に説明する型を決めておく |
応答 | 質問の言葉を使って答え始め、理由を1つ付け加える |
提示された情報に基づく応答 | 準備時間に資料の時間・場所・変更点を確かめ、必要な情報を探して答える |
意見を述べる | 意見→理由→具体例→まとめの順に、60秒で話し切る |
※当社の目安です。
話した内容を録音して聞き直すと、言葉に詰まった部分や、発音が不明瞭な部分に気づけます。音読やシャドーイングはリスニングの練習にもなります。やり方はTOEICのシャドーイングで解説しています。
TOEICスピーキングテスト対策のおすすめの教材

TOEICスピーキングテストの対策には、IIBCの公式教材で問題形式と採点の考え方を確かめ、市販の対策本で答え方の型と模試を練習する組み合わせがおすすめです。
ここでは、内容を公式ページで確認できた教材を紹介します。
教材 | 出版社/著者 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
公式TOEIC Speaking & Writing ワークブック | IIBC | 3,080円 | S&Wの対策用の公式教材(2021年12月) |
公式TOEIC Speaking & Writing ガイドブック | IIBC | 3,080円 | S&Wの受験者向けの公式ガイド(2022年12月) |
改訂版TOEICスピーキングテスト究極のゼミ | アルク/ヒロ前田(監修)、冨田三穂(著) | 2,750円 | 11回の講義と模試3回分。中級者向けと上級者向けの2種類の解答例 |
※2026年10月時点・IIBC、アルクの公式サイトより。
ライティングもあわせて受ける方は、TOEIC S&Wでライティングの問題形式と勉強法を解説しています。
まとめ
TOEICスピーキングテストの要点は、以下のとおりです。
- TOEICスピーキングテストは、約20分・11問で話す力を測り、スコアは0〜200点
- 問題は音読、写真描写、応答、提示された情報に基づく応答、意見を述べるの5種類
- 2025年度の公開テストの平均は131.5点で、スピーキングのみの受験料は6,930円
- 問題ごとに答え方の型を決め、時間を計って録音しながら練習する
まずは公式教材で問題形式を確かめ、意見を述べる問題を60秒で話し切る練習から始めましょう。
よくある質問
TOEICスピーキングテストの問題数と時間は?
11問・約20分です。音読、写真描写、応答、提示された情報に基づく応答、意見を述べるの5種類の問題があります。
TOEICスピーキングテストの平均点は?
2025年度の公開テストの平均は131.5点でした。社会人は133.7点、学生は128.2点です。
TOEICスピーキングテストだけを受けられますか?
受けられます。TOEIC Speaking Testの公開テストの受験料は6,930円(通常申込期間・税込)です。

この記事の監修
YukiTOEIC 955点
テック英語 コーチ(ビジネス英語のスペシャリスト)
- TOEIC L&R 955点
アメリカ留学後、某大手企業に就職しヨーロッパ出向を経験した国際ビジネスの実践者。実務で培った英語スキルと知見を基に、TOEIC高得点の獲得からキャリアアップまでを見据えた指導を得意とする。
出典・参考