TOEICはオンラインで受験できる?IPテスト(オンライン)の形式と個人で受ける方法【2026年最新】
この記事の結論
- TOEIC L&Rをオンラインで受けられるのは団体が実施するIPテスト(オンライン)で、個人で申し込む公開テストは会場のマークシート方式です。
- IPテスト(オンライン)は約1時間・90問の適応型テストで、実施期間中なら24時間いつでも受験でき、結果は受験後すぐに分かります。
- 個人は会社・学校のIPテストか、スタディサプリENGLISH(1回3,980円)などのサービスで受けられますが、提出先がIPテストを認めるかの確認が必要です。
TOEIC L&R(Listening & Reading)を自宅からオンラインで受けたいと考える方は多いはずです。ただし、TOEICには個人で申し込む公開テストと、団体が実施するIPテストがあり、オンラインで受けられるテストは限られています。
オンラインで受けられるテストの仕組みと、公開テストとの違いを把握すると、目的に合ったテストを選び、スコアを正しく使えます。
本記事では、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式情報をもとに、TOEICをオンラインで受ける方法、IPテスト(オンライン)の形式、公開テストとの違いをまとめています。さらに、個人でオンライン受験する方法と、受ける前の注意点も紹介します。
TOEICのオンライン受験の要点【結論】

TOEIC L&Rをオンラインで受けられるのは、団体が実施するIPテスト(オンライン)です。個人で申し込む公開テストは、会場でマークシートに解答する方式で実施されています。
ここでは、TOEICのオンライン受験の要点を早見表で整理します。
項目 | 要点 |
|---|---|
オンラインで受けられるテスト | IPテスト(オンライン)。企業・学校などの団体が実施する |
形式 | 約1時間・90問(リスニング45問・リーディング45問)。受験者に合わせて問題が変わる |
受験できる時間 | 団体が決めた実施期間中なら、24時間いつでも受験できる |
結果 | 受験後すぐにスコアを確認できる |
個人で受ける方法 | 所属する会社・学校のIPテスト、またはIPテストを会員向けに販売しているサービスを使う |
※2026年10月時点・IIBC公式サイト「TOEIC Program IPテスト(オンライン)」「TOEIC Listening & Reading 団体特別受験制度」より。
以下では、IPテスト(オンライン)の仕組みから順に、TOEICをオンラインで受ける方法を具体的に解説します。
TOEIC IPテスト(オンライン)とは

TOEIC IPテスト(オンライン)とは、企業や学校などの団体が、パソコンなどを使って実施するTOEICのテストです。インターネット環境があれば、団体が希望する会場や自宅などで受験できます。
ここでは、IPテスト(オンライン)の主な特徴を整理します。
項目 | 内容 |
|---|---|
実施する人 | 企業・学校などの団体(1名から実施できる) |
テスト時間・問題数 | 約1時間・90問(リスニング45問・リーディング45問) |
出題の仕組み | 受験者の能力に合わせて出題する問題を変える適応型テスト(CAT) |
受験できる時間 | 実施期間中なら24時間いつでも |
結果 | 受験後すぐにスコアを確認できる |
受験料(団体が申し込む場合) | 4,230円(税込)×受験人数 |
※2026年10月時点・IIBC公式サイトより。
IIBCは、オンライン方式とマークシート方式で、出題される内容やスコアの意味は変わらないとしています。団体向けには、受験中の様子を記録してAIが解析する「AI監視サービス」(有料のオプション)も用意されています。
TOEICのオンライン受験と公開テストの違い

TOEICのオンライン受験と公開テストの大きな違いは、申し込む人、受ける場所と時間、テストの長さです。公開テストは個人で申し込み、決められた日時に会場で約2時間受験します。
ここでは、公開テストとIPテスト(オンライン)を比較します。
項目 | 公開テスト | IPテスト(オンライン) |
|---|---|---|
申し込み | 個人がTOEIC申込サイトから申し込む | 団体の担当者が申し込む |
場所 | IIBCが指定する会場 | 団体が希望する会場や自宅など |
日時 | IIBCが決めた試験日 | 団体が決めた実施期間中の好きな時間 |
テスト時間・問題数 | 約2時間・200問 | 約1時間・90問 |
解答方法 | マークシート | パソコンなどの画面で解答 |
受験料(税込) | 7,810円 | 団体が申し込む場合は4,230円×受験人数 |
結果 | 試験日から17日後にスコア表示 | 受験後すぐに確認できる |
※2026年10月時点・IIBC公式サイトより。
IPテストのスコアは、提出先によっては公開テストのスコアしか認めない場合があります。就活や転職で使う場合は、IPテストのスコアを受け付けるかを確認しましょう。IPテストと公開テストの違いは、TOEIC IPテストとは?で詳しく解説しています。
個人がTOEICをオンラインで受ける方法

個人がTOEICをオンラインで受けるには、所属する会社や学校が実施するIPテストを受けるか、IPテスト(オンライン)を個人向けに提供しているサービスを利用する方法があります。IIBCに個人で直接申し込むことはできません。
ここでは、個人がオンラインで受ける方法を整理します。
方法 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
所属する会社・学校のIPテスト | 団体によって違う | 団体が実施する場合に受けられる。受験料の負担は団体の方針による |
スタディサプリENGLISH | 1回3,980円(税込) | 会員であれば購入できる。購入した受験期間内なら24時間いつでも受験できる |
IPテストを実施している英語スクール | スクールによって違う | 講座の受講や会員登録とセットになっていることが多い |
※2026年10月時点・各社公式サイトより。
スタディサプリENGLISH経由のIPテスト(オンライン)は、パソコンまたはiPadで受験し、スマートフォンでは受けられません。スタディサプリのサービス全体は、スタディサプリTOEICの評判・料金で紹介しています。
オンラインで受験するときの注意点

TOEICをオンラインで受験する際は、受験できる端末と通信環境、問題の出題のされ方、スコアの使い道を事前に確認しておくことが重要です。公開テストと同じ感覚で受けると、戸惑うことがあります。
オンラインで受験するときの注意点は、以下のとおりです。
- 端末と通信環境を確認する:パソコンなど指定された端末と、安定したインターネット環境が必要
- 問題の出題のされ方が違う:受験者に合わせて問題が変わる形式のため、公開テストと同じ解き方ができないことがある
- 静かな環境を用意する:自宅で受ける場合は、途中で中断されない時間と場所を確保する
- スコアの使い道を確認する:提出先が公開テストのスコアを求めていないかを確認する
IPテストを実施している英語スクールの案内では、オンライン方式は問題が1問ずつ表示されるため、マークシート方式のような先読みができないと説明されています。公開テストの練習ではなく、実力の確認に使うのがおすすめです。
目的別:オンライン受験と公開テストのどちらを受けるべきか

オンライン受験と公開テストのどちらを受けるかは、スコアを何に使うかで決めるのが基本です。提出用の公式なスコアが必要なら公開テスト、今の実力を手軽に確かめたいならオンライン受験が向いています。
ここでは、目的別に受けるテストの目安を整理します。
目的 | 受けるテストの目安 |
|---|---|
就活・転職で履歴書に書く | 公開テスト(提出先がIPテストを認める場合はIPテストも可) |
会社の昇進・昇格の基準を満たす | 会社が指定するテスト |
学習の途中で実力を確かめる | IPテスト(オンライン) |
本番形式の練習をする | 公開テストと同じ形式の公式問題集 |
※当社の目安です。
公開テストの日程と申し込みの流れは、TOEICの申し込み方法と日程で解説しています。
まとめ
TOEICのオンライン受験の要点は、以下のとおりです。
- TOEIC L&Rをオンラインで受けられるのは、団体が実施するIPテスト(オンライン)
- IPテスト(オンライン)は約1時間・90問で、実施期間中なら24時間いつでも受験でき、結果はすぐに分かる
- 個人は、会社・学校のIPテストか、スタディサプリENGLISH(1回3,980円)などのサービスを利用する
- 就活・転職で使う場合は、提出先がIPテストのスコアを認めるかを確認する
まずはスコアを何に使うかを決め、提出用なら公開テスト、実力の確認ならオンライン受験を選びましょう。
よくある質問
TOEICの公開テストはオンラインで受けられますか?
受けられません。2026年10月時点で、個人で申し込む公開テストは、IIBCが指定する会場でマークシートに解答する方式です。オンラインで受けられるのは、団体が実施するIPテスト(オンライン)です。
個人でTOEICをオンライン受験する方法はありますか?
所属する会社や学校のIPテストを受けるか、スタディサプリENGLISHのようにIPテスト(オンライン)を会員向けに販売しているサービスを利用する方法があります。スタディサプリENGLISH経由は1回3,980円(税込)です。
TOEICのオンライン受験は何分ですか?
IPテスト(オンライン)は約1時間・90問(リスニング45問・リーディング45問)で、公開テストの約2時間・200問の半分ほどの時間です。
オンライン受験のスコアは履歴書に書けますか?
IPテストのスコアは「IPテスト」と明記すれば書けますが、提出先によっては公開テストのスコアしか認めない場合があります。応募先の条件を確認しましょう。

この記事の監修
KanonTOEIC 945点
テック英語 コーチ(最先端コーチングの実践者)
- TOEIC 945点
- 英検1級
アメリカ留学を経て、学生時代に既に現在の英語資格を取得。最新の教育手法と若い世代への深い理解を融合させた革新的な指導アプローチで、特に学生層からの信頼が厚い。
出典・参考